二子山!秋の登山注意喚起!
今日は逗子と葉山にまたがる
二子山ハイキングリポート!
大都市近郊にありながら貴重な自然が残る
二子山周辺!近年大勢の人々が
ハイキングで訪れるようになりましたが
実は同時に山岳遭難も増えているんだとか。
山道は複雑に入り組んでいて道迷いで
自力で下山できず遭難する方が
増えているとの事。今日は神奈川県警察本部の
地域総務課の方と一緒にハイキングをしつつ、
登山の注意喚起リポートをしています。
で、二子山の頂上手前で別のルートへ。
入ったのは道迷いエリア。
確かに南郷上ノ山公園から
頂上へと向かうルートとは
道幅も葉の茂りかたも違いますね。
この辺りは数年前の台風による
倒木もそのままとなっていて、
歩きづらい道です。
ちょっとした崖になっていて
滑りやすいのでロープが
垂らされていました。
手袋してくるべきだった。
更に奥へ!総務課の方が
先導しながら進んでいきます。
横は沢がありますね。
日陰部分も多く岩肌には
苔が生えてて滑りやすい!
そのような場所で滑って
怪我をして自力下山が
できなくなるんだそうです。
このような案内板もあるんですが
ここは携帯の電波が届かない。
実は二子山は電波が通じない区間が
多いんです。なので携帯だけではなく
紙ベースの地図も忘れないように!
もし迷ってしまったらまずは、
1度立ち止まり気持ちを落ち着かせましよう。
そして、元に来た道を引き返し、
看板や記憶にある風景の場所まで戻るように。
「なんとかなる」と思い、
突き進むのはやめましょう
完全に沢筋を歩く感じになってきた、、。
南郷上ノ山公園から二子山山頂までのルートは
大山のように整備されていますが、
それ以外の場所は、電波が悪く、
中には倒木や、沢筋を歩く場所、
分岐点が多いんです。標高は低いですが、
ちょっとしたお散歩気分で中に入ると
道に迷ってしまうおそれがあるので
大丈夫と過信しないように。
今日は天気が良いけどこの辺りは
薄暗いです。雨も降っていないので
沢の水は少ないですが、
雨だったり降った後だともっと
滑りやすく水量も多いはず!
二子山でも注意ヶ所は多いです。
今回はその危険を伝えるために
ちょっと道迷いエリアに
入ったのでこの辺りで引き返して
頂上へ向かいます。
最初の分岐点に戻り
そこから10分程!
二子山の頂上に来ましたー!
良い眺めー!!
東京湾やランドマークタワー、
横浜や東京方面がよく見えましたよー!
今日案内して下さった
神奈川県警察本部地域総務課の
宇野さん(左)とリポートにご出演された
松田さん(右)とパチリ☆
ちなみに県内の山岳遭難の多くは
「下山中」に発生しているそうです!
「道迷い」だけでなく、
疲労による「転側」や
ヘッドライトなどの準備不足により
日没を迎え「行動不能」になる遭難が
発生していますので、
飲料水以外でも準備できる装備品
はしっかり整えましょうとの事です!
「晴れても合羽」「朝でもライト」
「水は多めに」を合言葉に
事前準備をしっかりとし、
自分の身は自分で守りましょう。
また無料で使える登山アプリを入れて
事前ルート確認やGPSでの位置情報の
確認も大事!予備バッテリーも忘れずに!
ですよー!備えあれば憂いなしで
秋の登山、ハイキングを楽しみましょ。
リポート後に神奈川県警察本部
地域総務課の課長さんから
「旭日章」ピンバッジを
いただきましたー!!
これまでアクティブ交番リポートや
水難事故注意喚起リポート、
今回の山岳遭難注意喚起リポートなど
地域貢献しているという事で
頂きました!!ありがとうございますっ!
せっかくなのでリポートで被る
キャップに付けてこれからも
地域貢献を頑張りますっ!!