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2015年8月12日 (水)

もうすっかり発売中なんだよね!!!

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初回限定盤(CD+DVD):白いシボレー・ノヴァのジャケが目印!
UMCK-9759 ¥7.344(Including tax)

「初回限定盤」なんて表現が多くの誤解を招き「初回盤はなんでこんなに高いんですか?」と問い合わせ殺到の白いシボレー・ノヴァ盤。いえいえ、そうじゃないんです。正確に言えばLIVE DVD単体として出す予定だった『SPARK SHOW 2014 at 神奈川県民ホール』と、Brand New Album『もうすっかりあれなんだよね』が2in1でセットになった出血大サーヴィスのお買い得盤なんですが、そう書くとお下品なので、敢えて控えめに「初回限定盤」としたのですが、どうもそれが裏目に出ちゃったみたい。ま、いいや。でも大丈夫!!! 買って損はないと思いますよ。そーそーそーそー。


「もうすっかりあれなんだよね」収録楽曲
    1.    SOUL PAINT (作詞・作曲:横山剣)
    2.    開拓者 (作詞・作曲:横山剣)
    3.    間違いだらけのクルマ選び (作詞・作曲:横山剣)
    4.    ニンゲンモドキ (作詞・作曲:横山剣)
    5.    もうすっかりあれなんだよね (作詞・作曲:横山剣)
    6.    指輪 (作詞:横山剣+サン太パパ 作曲:横山剣)
    7.    パパの子守唄 (作詞・作曲:横山剣)
    8.    eye catch:すっかり八兵衛
    9.    6789(作詞・作曲:横山剣×スモーキー・テツニ×菅原愛子)
    10.    ENGINE (作詞・作曲:横山剣)
    11.    カフェレーサー (作詞・作曲:横山剣)
    12.    MONEY HONEY (作詞・作曲:横山剣)
    13.    シンガポール・スリング (作詞・作曲:横山剣)
    14.    レース!レース!レース! (作詞・作曲:横山剣)
    15.    タツノオトシゴ (作詞・作曲:横山剣)
    16.    eye catch:すっかり十六兵衛
    17.    Japanese Night (作詞・作曲:横山剣)
    18.    La Americana (作詞・作曲:横山剣)
    19.    GTR (作曲:小野瀬雅生)

初回盤DVD収録内容
CRAZY KEN BAND SPARK SHOW 2014
Presented by NISHIHARA SHOKAI(2014.11.24)

    1.    地球が一回転する間に
    2.    血の色のスパイダー
    3.    ハートブレイクBBQ
    4.    ドライヴ!ドライヴ!ドライヴ!
    5.    猫
    6.    MITSUBACHI
    7.    あぶく
    8.    モータータウン・スイート
    9.    本牧は午前零時
    10.    2CV
    11.    リクエス
    12.    あるレーサーの死
    13.    トコーナー(亀 → ☆☆☆☆☆)
    14.    リトラクタブル
    15.    サーフィン・ウィズ・チキンカリー
    16.    Let's Go CKB → タイガー&ドラゴン
    17.    肉体関係
    18.    スポルトマティック
    19.    ワイルドで行こう!!!
    20.    香港グランプリ
Encore 1
    21.    ブス/キム兄弟
    22.    もうねぇ
    23.    世界、西原商会の世界!

Encore 2
    24. ごめんね坊や
    25. シンデレラ → 涙のイタリアンツイスト → 葉山ツイスト
    26. あの鐘を鳴らすのはあなた
    27.  スパークだ!

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通常盤(CD):オレンヂ色のAMCグレムリンが目印!
UMCK-1516 ¥3.240(Including tax)
2015年8月12日発売

通常盤というよりもこれが基本のオレンヂ色のAMCグレムリン盤。「LIVE DVDはいらないよ。CDだけでいいよ」という人は迷わずこちらをどうぞ! DVDがない以外、ジャケ写やデザインが違うだけで中身は白いシボレー・ノヴァ盤と全く変わりがありません。

「もうすっかりあれなんだよね」収録楽曲
    1.    SOUL PAINT (作詞・作曲:横山剣)
    2.    開拓者 (作詞・作曲:横山剣)
    3.    間違いだらけのクルマ選び (作詞・作曲:横山剣)
    4.    ニンゲンモドキ (作詞・作曲:横山剣)
    5.    もうすっかりあれなんだよね (作詞・作曲:横山剣)
    6.    指輪 (作詞:横山剣+サン太パパ 作曲:横山剣)
    7.    パパの子守唄 (作詞・作曲:横山剣)
    8.    eye catch:すっかり八兵衛
    9.    6789(作詞・作曲:横山剣×スモーキー・テツニ×菅原愛子)
    10.    ENGINE (作詞・作曲:横山剣)
    11.    カフェレーサー (作詞・作曲:横山剣)
    12.    MONEY HONEY (作詞・作曲:横山剣)
    13.    シンガポール・スリング (作詞・作曲:横山剣)
    14.    レース!レース!レース! (作詞・作曲:横山剣)
    15.    タツノオトシゴ (作詞・作曲:横山剣)
    16.    eye catch:すっかり十六兵衛
    17.    Japanese Night (作詞・作曲:横山剣)
    18.    La Americana (作詞・作曲:横山剣)
    19.    GTR (作曲:小野瀬雅生)

*収録曲解説(クレイジーケンバンド友の会会報より抜粋)*

「Soul Paint」
 今年の春だったかなぁ、運転中にChicの新曲(I’ll Be There)がラジオでかかって、ナイル・ロジャーズのおなじみのギター・カッティングにグッと来たんですよ。「CKBでもこんな感じの曲やりたいなぁ」なんて気分でスタジオ入ってオケを作り始めたんだけど、もう、その時点でChicの新曲がどんな曲だったか忘れちゃったし、やってるうちにどんどん逸脱してJB’s的な感じになって、デモ音源が完成する頃にはChicのシの字もない曲になっちゃった。結果的にはそれが良かったんだけどね。で、Aメロはビートから先に浮かんだのをずっとループしながらメロディーとかベースラインなどを色々考えたんですが、Bメロ、Cメロは91~92年頃にCK’Sでやってた「Soul Paint」って曲がピタっとハマったんです。世の中の闇というか、ステルスというか、よくわからない世界だから、迷彩色に惑わされず、自分の色で塗りつぶせ!ってことをね。ストーンズなら「黒く塗れ」、永ちゃんなら「黒く塗りつぶせ」ですよ。神社で御参りしてるときの清らかな気持ちもね、一週間もするとどんどん煤けていっちゃうからその都度思い出したら塗り直し、塗り直し、塗り直し。それとね、今回はね、こういう、リズムが強くて、ドン(低)もシャリ(高)もあって車の中で爆音で聴くと最高に気持ちいい曲を1曲目に持ってこれたのが嬉しいです。小野瀬さんのトーキング・モジュレターも本当に久しぶりで興奮したし、トリオザドッグホーンズの各ソロの攻め感がいいですね。

「開拓者」
戦争、天変地異、環境悪化、都市計画など、色んな事情でかつてそこにあったものが消滅してしまったり、残念な形になっちゃったり、絶滅の危機に瀕したりするわけですが、例外中の例外もあるのでそれを見逃す手はないでしょう。例えば韓国ソウルの東大門を流れる清渓川(チョンゲチョン)の奇跡。1960年代、河川に蓋をしてその上に高架道路を建設。ところが1980年代に入って環境汚染が深刻化。清渓川復元の世論が高まったことを受け2000年以降に高架道路を撤去、河川の復元工事が行われました。で、2005年に約40年間、道路の下に隠れていた清渓川が再び姿を現すというミラクルな復元事業が実現しました。やれば出来る! いや、出来ないかも知れない。でも、やってみなきゃわからない。だからやるんだよ、って呟くときに、一瞬、チャールズ・ブロンソン系の眩しい顔になりますよね? ならない? ま、いいや。とにかく、その一瞬を捕らえて楽曲化した曲です。タツミ・プランニングのCMソングに選ばれました!!!

「間違いだらけのクルマ選び」
プリムス・バリアントってアメ車からインスピレーションを得た曲。バリアントはスティーヴン・スピルバーグの「激突」って映画にも登場するクルマですが、あのクルマのどうにも薄幸な佇まいにただならぬ不安と死の匂い、色んな想像力をかき立てられ、この曲が出てきました。こんなクルマを選んだばっかりに色々と面倒で邪悪なことに巻き込まれてるっていうイメージ。歌詞だけ見ると支離滅裂ですが、アメ車と昼の映画と男と女とその周辺の色々をデザイン的にコラージュした真夏の昼の狂気のHEAVY FUNK TUNEですね。

「ニンゲンモドキ」
クルマを運転してる時、たまたまラジオでかかった曲のビートとコードに乗っけて、このメロディが浮かんだんですが、その曲が誰のなんて曲だったのかもう分からないです。セクシーで物憂げで虚ろでつかみどころがなくて毒気もあって、一体何を考えてるのかわからないオンナだけど、なんか自分のことをとても支援してくれてるような、妙な気持ちにさせられる。だけど、実は損ばっかりさせられてたりする。言ってみれば国際関係。古くは横浜開港の歴史。ある一面では重要な調印だけど、別の面からするとけっこう強引で不平等な開港だったという御意見もある。真偽のほどはわからないけど、もしかしたら、ヒトたらしだったのかなぁってね、あのペリーってヒトが。男女関係も国際関係も肉体関係も関係ってつく関係はホントに複雑でややこしい。

「もうすっかりあれなんだよね」
この曲は最初っから脳内にメロディーが鳴ったのではなく、鍵盤でお気に入りのコードを弾いてるうちにヌルッと浮かんだメロディです。季節は移ろい行くし、物事ってのは絶えず変化し続けますよね。例えばCKBツアーの夜中のバス移動。メンバーの座る席はだいたい決まっていて、僕はいつも一番後ろの右側の席。でも、そんなのは暗黙の了解でしかないから、いつそこに知らない誰かが座ってもおかしくない。自分のポジションなんていつまでも安泰なんて保証はない。というようなこの世の諸行無常を歌っています。

「指輪」アルバムヴァージョン
シングルとアルバムではミックスが全然違うんですよ。シングル用のミックスはより多くの人の耳に届くよう敢えて派手目の音圧になってますけど、アルバム用はロングプレイに耐えうるよう、ややマイルドな仕上げになってます。ちなみにシングルに入っていた歌と歌の間の呼吸音がちょっとノイジーで耳障りだったのでアルバム用はカットしました。今年、バリ島にいったんですが、Bメロ部分はウルワツからインド洋の夕陽をみながら出てきたコードとメロディーなんですよ。近田春夫さんが文春の「考えるヒット」でこのコードを絶賛してくれました。あ、それと、これはオンナ言葉で歌っていますが、野郎がオンナ言葉で歌うのは日本歌謡史の伝統なのでそれを継承していこうと思ったね。近田春夫さんは「横山剣が女言葉で歌うのはちょっとこそばゆい」って書いてましたけどね。同じ女言葉でも「せぷてんばぁ」のときは大絶賛してくれたんだけどなぁ。ま、いいや。

「パパの子守唄」
映画『天才バカボン 蘇るフランダースの犬』の主題歌ですね。バカボンパパの"これでいいのだ”ってフレーズが好きで、過去にも「夕食」(『ガール!ガール!ガール!』収録)とか「不良倶楽部」他で使いまくってたんですが、こんなことになるのならこれ用に取っとけばよかった。子供の頃から懐いてた新堂英樹さん(故人)というレーサーがいたんですけど、その人が乗ってるマシンにイヤミのイラストが描いてあって「どうしてだろう?」って思ってたのね。チーム名はレーシング・グループ・ゼニー。後から知ったのですが、ゼニーっていうのは赤塚不二夫さんがスポンサーのレーシングチームだったんです。で、僕が後にクールスRCに入って間もない頃、新堂さんのやってる中古車屋さんでクルマ買ったり売ったりお手伝いしたりしてたんですが、その店に赤塚不二夫さんの娘のりえ子さんもお母さんと一緒によく来てたわけね。りえ子さんはクールスRCのライヴにも来てくれたんだけど、そういうご縁があってね。天才バカボンはね、本当に俺の気持ちのわかる番組だなって思ってたわけね。バカをバカにするやつは一番センスないって思ってたわけ。ロックンロール馬鹿といえば内田裕也さん。レゲエ馬鹿といえばランキンタクシーさん。空手バカ一代といえば大山倍達さん。バカってつく人にダメな人はいないの。物事をやり遂げる人はみんなバカっていわれるの。拳をあげて怒りながら叫ぶのではなく、甘く優しくソウルフルに酔わせ愛で殺す。

「すっかり八兵衛」
前回のジングルはなぞなぞを、、、あ、、間違えた!、、しりとりをやったんですけど、いやがる人が多かったので廃止にしました。水戸黄門のうっかり八兵衛を文字って、8曲目を「すっかり八兵衛」、16曲目を「すっかり十六兵衛」としました。

「6789」
スタジオでクンビアのようなアフロのようなダンスホールのようなビートを作って、そこに夏感のあるコードとベースライン乗っけて延々とシークエンスしてるうちに♪6月7月8月9月♪って歌詞がメロディと一緒に出て来ました。で、そこからどんどん進んで完成に近づいた時点で「どうも物足りないなぁ」と思ったので、編集して小節増やして、愛子ちゃんとてっちゃんに4小節ずついれてもらいましたが、大正解だったね。夏期は胸が騒いで集中力がない。強迫観念に駆られる。だんだん駆られなくなるんだろうけど、駆られる人は駆られる。ただ単に暑いという人もいるしね、夏はキライ汗が出るっていう人もいるしね。僕はね、だいたい6月になるとなんかやらなくちゃってなるんだけど、その時期にツアーとかやることがあってよかったなって思いますね。海にも行きたいしね。オンナも、ポルシェも、ロングボードも、なんでも、ワイルドに乗りこなしたいよね。口でいうのは簡単だけど現実はそんなに甘いもんじゃないよね。特にオンナの人はね。こっちが良くても相手の都合もあるからね。だから無理な願望を歌にするんだけど。ま、いいや。で、愛ちゃんもテツニもすごくグルーヴィにパーカッシヴにメロをのっけてくれたので、足し算じゃなくてかけ算になってますね。


「ENGINE」
古いクルマをカスタムし過ぎて飽きちゃって、乗らないうちに劣化しちゃったイメージなんだけど、それを自分に重ねて、夏の甘い風が吹くと急にライトがついてエンジンも回って、ランキンタクシーさんの名曲「CCPP」(チンチンピンピン)になるような、そういうのがまだ止まらないオヤジ、みたいな歌です。夏は暴れ者さ、って夏のせいにしちゃってんだけど。夏ってのはね、夏のせいにしやすいんでね、すごく都合がいいんです。とっても手に負えないってね、手に負えないのは自分なのにね。♪うねる曲線のフェンダー♪って歌ってるのはね、ガレーヂに停めてるクルマ、例えばACコブラならACコブラの肉感的なフェンダー・ラインをうっとり眺めながら、そこにオンナの尻とか丸みを帯びた女体が重なって見えちゃうっていう暴発感ね。ENGINEってのは自分のCCPP。エンジンを起動させる何か、きっかけ、それはクルマかもしれないし、香りかも知れない。そんなことをバリ島で想ってるときにフッと浮かんだメロディーです。


「カフェレーサー」
前にカフェレーサーっていうTシャツを作ったんだけど、そのTシャツから、、、、あれ、地震かな?、、、、、、、、、、、、、、揺れてる、、、、、いや、自分地震か。楽曲と歌詞が「せ〜の」で出て来た感じの曲。いわゆるカフェレーサーっていうとイギリスのACE CAFEみたいなイメージを思うかもしれないけど、そっちではなく70年代のハーレーのXLCRとか、カワサキのZ1とかZ2をセパハンにして、シートカウルつけて、ビキニカウルつけて、っていう乗り方。当時、クールスの舘ひろしさんのZ2がそうでしたね。それがね、ミスターバイクで売りに出てたの。しかもね、売り主の名前が舘廣ってなってた。電話番号はさすがに事務所のグリースブラザースの番号だったけど。で、こういうのをカフェレーサーって呼んだ時代もあったの。どうあれルーツはイギリスってことで、ちょっとUK SOULっぽい音色とアンサンブルを高橋さんによる人工ストリングスで再現しています。彼女と別れたからシートをタンデムからシングルに換えて、レギュラーハンドルもセパハンに換えて前傾姿勢で乗る。自暴自棄になり、振動でミラーも計器類も見えないぐらいぶっ飛ばす。突破する弾丸のカウルってのはビキニカウルね。で、昔のバイクのライトはちょっと暗いの。でも、明けない夜はない。夜明け前は一番暗いんだから、心配すんな、と自分で自分を励ましてるの。

「MONEY HONEY」
工事現場で汗を流して、デズラ(日雇いの日当)を受け取って、何処にも寄らず、妻が待つアパートにまっすぐ帰る。ところが妻は「愛があれば金なんて」といいながら、エロい服を着て夜の闇に紛れていく。ご主人のことを好きで好きで、ご主人の為にやっている、といいながらお店ではかなり弾けちゃって、逆にイキイキしちゃってんの。背に腹は換えられないよな、お金ってのは魔物だなっていうことをね。まあね、ハイパーインフレなんかになったら、お札はただの紙になっちゃうけどね。ま、男ってのは安いプライドを守る為に支離滅裂な持論を展開したり、1,000円札を100円玉に両替して「こっちの方が重いだろ」なんて言ってみたり。この場合、相手はどんどん冷めて行くというパターンが多いですね。あまりにも悲しい歌詞ですが、重要なのは絶望と向き合う勇気と力強さですね。全部、ビートに乗せてぶっ飛ばしちゃって下さい。ま、アルバム全体がこんな曲だらけだったらやってられないけど、スパイスとして1曲ぐらいはないとダメなんですね。

「シンガポールスリング」
タイトルはラッフルズ・ホテルのバーテンダー、厳崇文さんが1915年に発案したカクテルの名前ですね。シンガポールには3回ぐらいしか行ったことないけど、なんかこう非常に官能的な街だなぁと思いますね。アジアのパワーを感じる場所。そこで毎年フォーミュラ1のレースがナイターで開催されてるんだから、もうたまんないね。シチュエーション的にはラッフルズよりもマリーナベイサンズの方が合うかな。ま、でもこれはファンタジーだから細かい突っ込みはいらないの。で、この曲ね、いろんな人からシェリル・リンの「Got to be real」に似てるって言われるんだけど、その曲は全然好きじゃないの。確かにコード進行は共通の部分あるけど、当時、ディスコでかかると「無理!」って言ってたの。メロディーと歌い方が苦手だったのかな。でも、コード進行とサウンドに罪はないから。そーそーそーそー。

「レース!レース!レース!」
去年のラフェスタミッレミリア(クラシックカーの競技)で関越自動車道を走ってる時にヒーレーの車内で浮かんだ曲です。僕がアカペラで歌ったのをナビの萩野君がiPhoneで録音してくれて後でデータを送ってもらったの。歌詞はなかったんだけど、スキャット部分はそのままになってますね。いやぁ、この曲もそうだけど、クルマを運転してる時とか、って本当に良く曲が浮かびますね。初期の「葉山ツイスト」なんか筑波サーキットでバイクのレースしてる最中に浮かんだ曲だからね。ま、ほんとにクルマ、バイク、そしてモータースポーツってのは麻痺!魔物!麻薬!

「タツノオトシゴ」
今年、元町チャーミング・セールのキャンペーンCMにCKBの「37℃」が使われ、僕もイメージ・キャラクターとして起用されることになりましたが、そんなことがキッカケとなって元町について色々と想いを巡らす日々でございます。「タツノオトシゴ」は元町の老舗、フクゾー洋品店のシンボルをイメージしながら、1969年の元町とその周辺にワープするちょっとSFチックな曲ですね。セルジュ・ゲンズブールに「69年はエロな年」って曲があるけれど、当時、9歳だった僕の記憶にも1969年はクルマ!女!ダンス!セックス!って気分がありました。そして当時のCHIBOWsanがFUKUZOのカーコートを着て、愛車のカニ目(オースティン・ヒーレー・スプライト)で本牧通りを飛ばしてる画が浮かんで来ます。不良というよりもRUDIEって響きが似合うCHIBOWsan。本当にかっこいい人は今も昔もかっこいい。そしてCHIBOWsanさんのように最新感覚でFUKUZOを粋にRUDIEに着こなす若い世代が出現することを切に願っています!

「すっかり十六兵衛」
これはシングル「指輪」でしか聴けない「妄想遊戯」って曲のオケをエディットして作ったジングルです。お経みたいって言われます。ノッサンのナレーションは「パンチ!パンチ!パンチ!」のときからずっと一緒。18年前のノッサンの声!

「Japanese Night」
往年のドゥーワップ的というか、ヴィンテージなムードの曲ですね。海外旅行から帰国する時の機内音楽、或いは機内映画ってのは本当にセンチメンタルに心にこびりつきますね。柔らかな音のベルがポーンと鳴って「まもなく着陸体勢にはいります」なんてアナウンスがあって「ああ、もう日本に着いちゃうんだなぁ」ってなる心を切り替えて、外人になろうよ、と。外人になれば「今から日本を旅するんだ!」「もうすぐ東京を見るぞ」と。そんな嬉しい気分になれるんですよ。Ginza, akasaka, kyotoってね。で、頃合いを見計らってまた心を元に戻した途端に、恋人や妻、愛人でもいいし、とにかく想う相手が日本にはいる、その有り難みを思い知る。「ああ、日本はすばらしい、日本はまほろばだ」って、そういうことを曲にして歌ってみました。


「La Americana」
1990年代の初期の自由が丘にね、そんな名前のアメリカン・イタリアン・レストランがあったんですよ。当時、ポリドール・レコードのディレクターで筒美京平さんの弟の渡辺忠孝さんという人とよく行きました。今はもうないです。で、その店名と雰囲気が凄く気に入ってました。パスタとかピザとか、僕はお酒飲めないので、コーヒー飲みながら渡辺さんと打ち合わせしたり、音楽について語ったものです。で、この曲がだんだん出来上がってゆく中でこの店名を思い出したの。タイトルありきというわけではなくて、作っているうちにね。東洋なメロディからはじまって、だんだんメリメリになっていく、そんなハイブリッドな感じなんだけど。ハワイの盆踊りってのはね、「夢のハワイで盆踊り」っていう舟木一夫の映画とか、あと僕が11歳でハワイに行った時にいきなり「アローハ、welcome to xxxx」ってフランク永井そっくりの日系人の運転手さんがグラントリノのステーションワゴンで迎えに来て、そのラジオから都はるみさんの「好きになった人」が流れた時の妙なまほろば感が残っててね。たまたまそのときハワイで二世祭りやっててね、日系二世の。で、春日八郎さんや鶴田浩二さんが同じ飛行機に乗ってたんですよ。で、鶴田浩二さん本人に向かって「鶴田浩二!鶴田浩二!鶴田浩二!」って11歳の僕がしつこく叫んだら、「なんだこいつ」って不機嫌な顔で、舌打ち(はしてないけどしたような)顔でにらんでてね、腹立ったんだろうね。こんなガキに「鶴田浩二!鶴田浩二!鶴田浩二!」ま、そんな思い出もありましたね。


「GTR」
小野瀬雅生で御座います。
今回はアルバムの最後に拙作の収録と相成りました。
例年ですとデモを作成してからのレコーディングとなりますが、今回はデモ無しでいきなり譜面を配っていきなり録音の脳内産地直送方式。その脳内風景がどんなであったかと申せば、ラジオから流れてきたあの曲この曲が脳内貯水池にどんどんと流れ込んできたワタシが中学生のあの頃、ゆっくりなテンポで無闇に妄想や劣情を掻き立てたスイートで無責任な真夜中のメロディーをギタリストとしてのポール・マッカートニー(ウイングス時代限定)が弾いたのならどんな風になるじゃろかと云う横浜市鶴見区馬場町昔話なので御座います。近所に淀川長治さんのお宅もありました。その当時に叫びたかった何か、まだギターも満足に扱えないのに気持ちだけは一人前のロックスター、雑でアンバランスで馬鹿の極みだった中学生の自分の叫びが今ようやくエコーしてループして彼方から自分に聞こえてきた2015年。そんな感覚がGTRとして音楽生成されました。GTRは車のGTRでもありますが、ギターの略称のGTRでもあります。中学生からずっとギターを弾いてき
ましたが、まだまだ弾き足りないのでもっともっと弾きます。あと牛太郎もGTRで武蔵小山もどうぞヨロシク。ウマウマウー!
ちなみに、もうすっかりあれなんだよね、ワタシ的には世紀の名盤だと思っております。自分が参加してギター弾いてるのに自分でグサグサくるのはなんでだろーなんでだろー。