考えないヒット 遠田秋夫
ヒットしている曲が名曲か否かは別として、
ヒット曲のマジックについて想いを馳せてみるのは楽しい。
理屈抜きに、今、瞬間的にパッと思い浮かぶヒット曲は百恵ちゃんの
「横須賀ストーリー」だ。
物凄い曲だ。
SOUL電波の度数はレッドゾーンをぶっちぎってる。
写ってはいけないものが写ってるぐらいの勢いだ。
歌詞に「急な坂道」ってあるだけで横須賀特有の地形が浮かぶ。
不入斗(いりやまず)って文字が飛び込んで来る。
トンネル脇のお地蔵さんとか、
防空壕を改造した車庫とか、
テカテカした崖の岩水のしたたる感じとか、
沖縄にも通じる「島のノリ」の磁場とか、
電柱の裸電球とか、
潜水艦とか・・・
小5の蒸し暑い午後、蝉しぐれが螺旋する防衛大学の丘でぶっ倒れたことがある。
あの丘には今も戦前戦後からの空気がそこに立ち止まっている気がする。
いや、ここに限らず、横須賀にはそんな渦があっちこっちにある。
そうした説明のつかないヨコス感を集約したのが名曲「横須賀ストーリー」だ。
枚数こそ及ばないものの「タイガー&ドラゴン」なんてまさにそんな渦にアシスト
されて出て来た歌詞でありメロディーなのだ。俺はなんにもしていない。
ただただ、横須賀から放射された何を俺を媒介に出力しただけなのだ。
だから、一時期は食傷気味になっていたこの曲ではあるけれど、
これからはヨコスカン念波を放射する気持ちで末永く歌ってみたいと想う。
そんなヨコスカン・ミラクルを体感することで色々なことが繋がった。
安易な「売れ線」は腹が立つけれど、ヒット曲を侮ってはいけないと思った。
ヒット曲にはヒットするが故の霊波のようなものがある。
そういう想いで近田春夫氏の「考えるヒット」とは真逆のラインからヒット曲を
科学してみるのも奥深いかも知れない。
そうだ、横須賀に行こう!
いや、そんなことをしている場合ではない。
2時から関内で練習だ。BLOGのせいだ。遅刻決定!!!
Q:ケビンマイケルさんというアーティストさんのなんですが、
剣さんはお好きですか?
A:何年か前に幕張メッセで開催された「スプリングルーヴ」にケビン・マイケル
が観たくて行きました。最高にセンス良くてちょっとヘンで良かった。バッキ
ングギターの人もかっこいいけどヘンな人で、、ターンテーブル廻したり、
ラップしたり、ヒューマンビートボックスしたり、ひとりでいろんなことやる
んだけど、最後に何故かブレイクダンスする不条理さが素晴らしかったです!!!






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