イヤですっ!!!
CRAZY KEN RACING / HARAO GARAGEの原尾孝一君から先日、筑波サーキットで行われたミニバイク5時間耐久レースの手記が送られて参りましたので掲載します。
先週日曜、12年ぶりの筑波レース楽しんできました。ミニバイク5時間耐久レースです。結果は出走49台中21位あたりを走行中の2時間半経過時にエンジントラブル。修復不能の為リタイヤとなりました。
当日気温38度、路面温度60度の厳しい条件の中、4人のライダーも皆練習以上のタイムで激走し竹内さんや岸ケンジをはじめ関係者の方々の献身的手伝いもありとても楽しく、そして悔しい一日となりました。
原尾孝一
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原尾君のこと
俺が原尾君と出会ったのは1992年頃の大黒ふ頭です。海外に輸出する新車、中古車を積載する本船の前に横付けしたり、仮ナンバーを付けて本牧埠頭、山下埠頭、新山下、或いは東扇島などに陸送する仕事です。ある日、大黒ふ頭のT3上屋の前で仕事仲間とタムロしているとハーレーに乗った若くて痩せた男がやってきて「明日からここで働くことになった原尾です」と挨拶。「おお、宜しくたのむわ!」「宜しくお願いします」「いいねぇ、そのハーレー。ちょっと1周だけ乗らせてよ!」「・・・・・」「大丈夫だよ、壊さないから」「・・・・・」「いいじゃねぇかよ、減るもんじゃないんだからさ」「・・・・・」「1周ぐらい乗せろって言ってんだろ!」「イヤですっ!!!(涙目)」。
身体を張ってでも自分のバイクを守ろうとする原尾くんの本気、無垢さ、純粋さに負けた。そして気に入った俺は彼と通関や港湾運送事業のハマナスのコースケを誘って焼肉ヨンドンに連れてった。1995年には原尾くんがハーレースポーツスター883のワンメイクレースに出るということで筑波サーキットへ応援に駆けつけた。岩城滉一さん、トニー・シュルツさん、クールスのフランクさん、HOT BIKE編集長の池田さん等、豪華なメンツと一緒に周回を重ねる原尾君の883。クレイジーケンレーシングの歴史はここから始まりました。
CRAZY KEN RACING 23rd ANNIVERSARY!!!
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