<HONMOKU LIFE STYLE/選曲:横山剣>
生き残れ/CRAZY KEN BAND
<横山剣音楽事務所選曲コーナー「GANGSTA LUV」/選曲:横山剣音楽事務所>
週末のナイト・クルーズをよりRED HOTにする横山剣音楽事務所選曲コーナー「GANGSTA LUV」の時間です。
●幡ヶ谷ロス・アプソン仕込みの、アルゼンチン新感覚フォルクロリカ・グループ、ドーニャ・マリーアは、女性歌手マリーア・ホセー・ガリアーノをフロントに置く6人組。セルフ・タイトルドな、2010年のアルバムから、マリア・ガリアーノ作品ドーニャ・マリアの「イグナティア」を。リミックス作品を含む全13トラックのアルバムだが、ミクスチャーフルでデジタルイッシュな曲の果て、10曲目に登場すんのがクール・ビューティな「イグナティア」でありまして、極めてオヤジ殺しと申せましょー。
尚、去年のOAしたポルトガル・リスボンのデジタル気分ファド・トリオの「ドナ・マリア」とは全く別のグループです。
●「アレはCDに成らないのか?」とホソノ博士と話す事も多かった、70年代NYサルサ内、“サンテリスム”(ヴードゥーと通ずる民間宗教)ドラムのマエストロ、トティーコと彼のルンベーロスがモントゥーノ・レーベルに残した、1962年のドゥワップ・ヒットとドラミングとチャントのミクスチャー「ウォッツ・ユア・ネイム?」(1981)が、遂にスペインのバンピ・ソウル社のVA、2枚組『サブウェイ・サルサ』の1曲としてよみがえりました。監修者DJボンゴヘッド(パブロ・イグレシアス)に依る、ラティーノスの居住区と仕事場の乗り換え地下鉄駅内レコード・ショップ「レコード・マート」オウナー兼,アル・サンチアゴとモントゥーノ・レーベルを共同経営したユダヤ人、ジェシー・モスコウィッツへの取材が超強力で勉強に成ります。曲の方は元々2分位のドゥワップを5分弱迄のばした為、仲々口を割らないシブトい娘と、彼女の名前が気に成って仕様のないサンテリスム人達の死闘つう感じですが、実はショーゲキの結末が用意されていますので、皆様是非『サブウェイ・サルサ』買ってね。
Ignatia/Doña María
What’s Your Name/Totico y Sus Rumberos
*横山剣音楽事務所自動車倶楽部がお届けする「MIDNIGHT CRUISER」・・・
スーパーカーの話。
●マヌ・ディバンゴのキャリアのまん中位(1976年)に、マヌの最高傑作だと我々ドン・タコス・ファミリーが考えているアルバム『マヌ‘76』が在り、35年前、LP(キング・レコード)裏のライナーで中村とうようさんが「これからこういう音楽が主流に成る」とお書きになって、高校生だった俺とホソノ氏は、洋物の丸出し雑誌をゲットした様に狂喜乱舞しました(でも実際は相は成りませんでした)。そのライナー中に「非常にサウンドが似ている」と紹介されたアルバムのひとつが、これからお聞き頂くハイチのバンド、レ・マスタフォ・ダイチのセカンドLP(1975)でした。では、A面1曲目「ティーエッチゼット」です。作・編曲・リーダー&ベーシスト:ピエール・フランソワ・ベロニ、アルト・サックス:エルンスト・ナポレオン,レマステリサード・ディジタルメンテ:ドンタコス細野TKO。因みに仏語でTHSだとホルモン補充療法ですが「THZ」は未だに意味不明です。残念ながら『マヌ‘76』もマスタフォ・ダイチⅡもそれぞれ突然変異の様な作品でして、マヌのキャリア上もヘイシャン・ポップス内にもそれぞれ類例がございません。
THZ/Les Masterful D’Haiti
<ラテン・ハーレム/選曲:横山剣>
別れのマンボ feat なかの綾/ウイリー・ナガサキ
※アルバム『ミッドナイト・ルンバ』(4月11日リリース)より。
<エル・カミナンテ岡本のラテン横丁/選曲:エル・カミナンテ岡本>
Lamento Borincano/Conjunto Libre
※ティト・プエンテと並ぶパーカッション・マスター=故マニー・オケンドが率いるコンフント・リブレ、1976年のアルバム『Con Salsa ... Con Ritmo』の1曲目!
<チャーリー宮毛のローカルフライト通信/選曲:チャーリー宮毛>
<ITALIAN GARDEN MANIA/選曲:横山剣>
女のグランプリ/CRAZY KEN BAND
<小野瀬雅生でございます/選曲:小野瀬雅生>
マカロニ・イタリアン/CRAZY KEN BAND
<ITALIAN GARDEN MANIA/選曲:横山剣>
京都野郎/CRAZY KEN BAND
<剣さん、イイネ!/ゲスト:>
Ascension (The Land Of Freedom Part2) feat. akiko/quasimode
<てっちゃん何持って来たの?/提供:テツニ 選曲:横山剣>
BGM:Maybe So, Maybe No/Mayer Hawthorne
Just Ain't Gonna Work Out/Mayer Hawthorne
<時間というものは残酷なものでございやす/選曲:横山剣>
おにいちゃん/CRAZY KEN BAND
★「クレイジーケンバンド・ラジオショウ HONMOKU RED HOT STREET‘GARAGE PARTY’」
東洋一のサウンドマシーン=クレイジーケンバンドの横山剣がリスペクトする本牧の兄貴=CHIBOWさん率いる SKA-9のライヴ!
そして、横山剣のDJを中心に・・・「HONMOKU RED HOT STREET」の番組関係者が大集結。
横浜ベイホールにて、ゴキゲンな「ガレージ・パーティー」を開催!!!
2012年 4月14日(土) OPEN17:00 START18:00
LIVE= SKA-9
DJ+more= 横山剣/小野瀬雅生/チャーリー宮毛/日東色素/菅原愛子/ISOP/スモーキー・テツニ/エルカミナンテ岡本
会場:yokohama Bay Hall
料金:
前売り ALL STANDING ¥5,000(税込/ドリンク別/整理番号付)
当日券 ALL STANDING ¥5,500(税込/ドリンク別/整理番号付)
チケットぴあ 0570-02-9999(通常番号)Pコード…160-081
ローソンチケット 0570-084-003(通常番号)Lコード…76496
イープラス http://eplus.jp
その他 BOOGIE CAFE/BLUE BEAT STORE店頭で販売中!
問い合せ:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999(平日15:00-18:00) www.red-hot.ne.jp
Crazy Ken Band
Brand New Album「 ITALIAN GARDEN」
SELF LINER NOTES
01:マカロニ・イタリアン
作曲:小野瀬雅生
神戸新開地のレストラン、グリル一平に私の愛するマカロニ・イタリアンと云うメニュー
が御座います。デミミートソースをたっぷりまとったアルデンテ 知らずのマカロニが鉄板
の上でじうじう云っております真ん中に生卵が落とされている至福の逸品。この曲のレ
コーディング直後、鉄板の熱さと味わいの豊かさ が脳裏に蘇ったのでした。マカロニ、ダ
イスキデス。そしてこの曲がアルバムの栄えあるオープニングを飾る事になりまして大変
に光栄で御座います。
イタリアン・ガーデン、どうぞお楽しみ下さい。 by 小野瀬雅生
02:不良倶楽部 - Adult Only -
作詞・作曲:横山剣
小学生の頃、僕が主幹していた子供プレイボーイ・クラブの名称「不良クラブ」に由来し、当時の子供目線はそのままに「大人の夜」を取り戻そうと意気 込むモンドでラウンジなサウンド。勝新太郎原理主義者としての側面を窺わせる一節もあるかも・・・。とにかくチビッコから中高年まで踊らせちゃう よ!!!って曲。
03:京都野郎 - Kyoto 2000GT-
作詞・作曲:横山剣
京都という言霊。曖昧な記憶や思い込みをベースに、時間軸もストーリーも何もかも無視してざっくりとコラージュ。随所にそこはかとなく漂うジェーム ス・ボンド 「007は2度死ぬ」感にリンクする登場の伝説のスポーツカー、トヨタ2000GTの美しい流線型のフォルムで全体を包んだグッド・デザインな楽曲でやん す。
04:BIBIMBOP
作詞・作曲:横山剣
脳内にバック・トラックだけが先に浮かんだので、完成に至るまではメロディーと歌詞とタイトルが何度も変更になったけれど、完成したときに「最初か らこうしたかったんじゃん!」って合点がいった。過ぎ去った季節の恋の痛みや、夏の喪失感はやがてスパイシーでソウルフルでグルーヴィーで絶妙な隠し味の スペイシーな混ぜご飯、ビビンバになりました!!!
05:夏っ子 - Early Summer -
作詞・作曲:横山剣(☆作詞・作曲:菅原愛子)
初夏の懐かしさを揺さぶるコード進行によって構成された目眩のアーリー・サマー・アンセム。ここ数年、CKBのアルバムは8月リリースが多かったの で、初夏のイメージの曲を発表するチャンスがなく、春リリースの今回は水を得た魚みたいな氣分でこんな曲が出て来たんだと思います。僕と同じく7月生まれ の夏っ子、菅原愛子ちゃんの担当パートの木漏れ日感も秀逸だよ!!!
06:夕凪 - an evening calm -
作詞・作曲:横山剣
まず「夕凪」というタイトルが最初に浮かび、そこから想像しうる切ない情景や言霊に押し出されるようにメロディー、歌詞、アレンジ原案が、ほぼ「せ~の」で出て来た一筆書き系ミドル&メロウ楽曲。個人的に今度のアルバムのベスト2か3に入るかも!!!
07:eye catch - area one -
所謂ひとつのジングルその1です。
08:夜明け - The Fugitive -
作詞・作曲:横山剣
鍵盤を弾きながらスラスラと出て来たメロディー。ある夜、首都高速芝公園付近を走行中に歌詞の大半が浮かび、その後微調整、ブラッシュ・アップを経て完成に至る。天知茂のニヒルな表情を楽曲化したようなナンバーだが、歌詞世界は明日のない逃亡者のイメージ。
09:女のグランプリ - Hotel Lisboa Macau -
作詞・作曲:横山剣
原曲が頭に浮かんだのは高校ぐらいの頃かも。暫く記憶が停滞していたけれど、去年、何かの拍子に脳内に蘇りデモ音源作成。まるで暗示のように浮かん だ「マカオ」の三文字に押し出され歌詞やアレンジ原案がスラスラと出て来た。マカオのサーキットを舞台に、腕の悪い貧乏レーサーを支援する女性スポンサー がレーサーとの別離を決意するのであった。
10:女と海と太陽と - Woman, Ocean and Sunshine -
作詞・作曲:横山剣
昔、渋谷のマンハッタン・レコードで買ったバーナード・パーディーのドラム・サンプル集を大音量で流してるうちに浮かんで来たクールでファンキーで グルーヴィーな楽曲。意味とかストーリーを設定する間もなく勝手に言葉が口をついて出て来たものをベースにした歌詞なので、若干、支離滅裂な内容だが、♪ 悔いのない死を迎えよう♪と結んだことで曖昧だった点と点と点が明確な線になった。
11:MITSUBACHI
作詞・作曲:横山剣
20歳前後の頃、作曲途中で投げ出した「WHISPER」という未完成曲をベースに30年以上の歳月を経て完成に至った楽曲。歌詞の世界観は 2009年に福岡キャンペーンでお邪魔した中州の「MITSUBACHI」という、まるでバブル期にワープしたかのようなゴキゲンなダイニング・バーとそ の周辺の情景がヒントになっているよ。
12:ワイルドで行こう!!! - World Wide Wild -
作詞・作曲:横山剣
僕が子供の頃、野性味溢れる男がもてはやされていた時代があった。肉食系とか、草食系とか、ロールキャベツ系とか、そういうことじゃなくて、当時の ワイルドな野郎って一様に大雑把でチャーミングで間抜け美のようなものがあったように思う。で、タフでワイルドかつ甘美なこの曲が「リガオス」のCM曲として起用された時、その想いが共鳴したような氣がして嬉しかったです。
13:eye catch - area two -
所謂ひとつのジングルその2です。
14:シウマイ娘 ‐ Oh! Irene -
作詞・作曲:横山剣
ある日、マリンタワー周辺を歩いてるときにフッと昭和なエアポケットに落っこちたような感覚に襲われ、同時に浮かんだのがこのメロディー。仮タイトルだった「シウマイ娘」からインスパイアされ歌詞が浮かび、そのまま正式タイトルとなりました。
15:春巻 - Spring Roll -
作詞・作曲:横山剣
知らず知らずのうちに鼻歌で口ずさんでいたメロディー。春の風のような氣分がそこにあったので、歌詞を乗っけてみたけど、ちょっと気持ち悪かったの で却下。でも、気持ち悪さも度を超せば気持ちいいので女言葉で歌ってみたら「こんなん出ました!」って感じで考えるより先に言葉が口をついて出て来た。中 華街かどっかで謝恩会に参加した品のいい奥さんが、そこで予期せぬ甘酸っぱい出逢いをするのだが、決して背徳行為に至らぬ清らかさ故に、胡弓奏法のバイオ リンの音色がトリガーとなって暴発感へと誘う。
16:SOULMATE
作詞・作曲:横山剣(☆作詞・作曲:菅原愛子+★作曲:スモーキー・テツニ)
スタジオで鍵盤をいじくってるうちに基軸部分浮かんで来て、そこに愛ちゃんパートが入るイメージをしたら全体像が浮かんだ。で、エンディング部分を 5段階転調した途端に別館というか、パート2部分のトラックが浮かんで来て、さらにテツニの担当部分も入れる感じがイメージできた時点でメンバーの生演奏 を流し込んだ。歌メロが完成する前にバックトラックから先に作るというスタイルは2ndアルバム辺りからやっている。テーマになっているのは自分よりも大 切なもの。
17:生き残れ!!! - R.I.P. SUPER BAD -
作詞・作曲:横山剣
オートバイとともにあったやんちゃな青春時代の想い出をベースに作った「R.I.P. SUPER BAD」という曲を原曲とするが、2010年暮れにフレーズを追加し完成に至る。生きてるといろいろあるけど、とにかく生き残れ!!!というメッセージが タイアップのパチンコ「花の慶次」の世界観と共鳴したとすれば光栄です!!!
18:eye catch - area three -
所謂ひとつのジングルその3です。
19:いっぱい いっぱい - IPPAI IPPAI -
作詞・作曲:横山剣
2011年という年は文字通りいっぱい いっぱいな1年だったけれど、どんな状況にあっても
生きて行かねばならないのだから、その生きる力を少しでも多くと願ったとき、無条件の
愛と笑顔とバイタリティが必要であると感じ、その一念に押し出されて来た楽曲。
SEIYUのCMソングとして起用されたのは子供の頃からCM音楽制作を夢見ていた僕にとっ
て非常に光栄なことでやんす!!!
20:そんなこと言わないで - I'm your Puppet -
作詞・作曲:横山剣
自分の「作曲したい人リスト」の上位に常にいたのが堺正章さんだったけれど、去年、その想いが叶ったよ。初めて堺さんとお会いして、西麻布で食事し ながら趣味のクラシックカーやR&Bの話題やを中心に意気投合。その夜、横浜に帰るクルマの中でこの曲のベースとなる部分が浮ぶ。ザ・スパイダー ズやソロ・シンガーとしてのキャリア、「西遊記」の質感、そして趣味のクルマや、現役感、さらに14歳後輩の僕との距離感、こういったいろんな要素を脳内 ミキサーにぶっ込み完成に至った!!! 作曲屋冥利に尽きます!!!
21:おにいちゃん - Brother -
作詞・作曲:横山剣
1991年から1997年まで活動したCKBの母体、CK'Sの「涙が止まらない」がベースになっていて、この曲の歌詞が完成に至る間もなく CK'Sは解散してしまう。そして、一昨年、歌詞のすべてが完成。早々にレコーディングを済ませた。これを微調整、ブラッシュ・アップし、今回のアルバム に収録、トリの座を獲得という栄誉に賜りました!!!
「おにいちゃん」は特定の誰かを指すわけではないけど、大切な誰かと重ね合わせて聴いてくれたら嬉しいでやんす。
沢山のご感想有り難うございやす!!!
ちなみに当アルバム、お聴きの皆さんにおうかがいしますが、
収録曲ベスト3(あ、ベスト5でもいいですよ)を教えてくれ
ませんか? あ、順不同でも全然構いません。
ちなみに今、この瞬間のMY BEST 5は・・・
1位:BIBIMBOP
2位:おにいちゃん
3位:夏っ子
4位:夕凪
5位:京都野郎
3/3 午前11:00のMY BEST 5は・・・
1位:シウマイ娘
2位:夏っ子
3位:BIBIMBOP
4位:おにいちゃん
5位:女と海と太陽と
ってな具合です。また氣が変わるかも。
最近のコメント