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2025年8月14日 (木)

かながわ平和祈念館

神奈川県戦没者慰霊堂のそばには
慰霊堂付属の施設
かながわ平和祈念館があります。
こちらは戦争体験を風化させず
次世代に伝えるとともに
広く県民に親しまれる施設として
整備された場所。
多目的ホールや会議室、遺品展示ホール、
ビデオルーム、ライブラリーなどがあります。

展示ホールでは戦争で命を失ってしまった
兵士の遺品など約200点が展示されています。
軍帽だったり、絵葉書や手紙など
焼け焦げたり壊れた一部などもあり
戦争の激しさや悲惨さも伝わってきました。

お話は神奈川県生活援護課の
梶 聡志さんに伺いました。
ありがとうございます。
かながわ平和祈念館では
戦争体験を語り継ぐ為に6月から
新しい試み、AI技術を活用した
対話型の語り部システムを
全国の自治体で初めて導入したんだとか。

これがAI語り部。
13歳の時に長崎市内で被爆した
横浜市在住の西岡洋さんによる体験談(講話)を
モニターで流しているんですが
講話終了後に質問ができるように
なっているんです。
机には130項目の質問があり
その中から自分で選びマイクを
通し質問するとそれに沿った内容の
回答をシステムが選択して、
画面越しの西岡さんが語る
仕組みになっているんです。

今年は戦後80年の節目の年、
神奈川県が戦争体験を
後世に伝える活動を行ってきた
「語り部」も減少してきている現状で、
それを少しでも食い止める
解決策になればと
開発されたそうなんです。
映像がただ流れるだけでなく
質問に応えてくれる双方向だからこそ
話も深く入ってくると感じました!

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