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2025年9月 4日 (木)

キャンパスキノコ!?

今日の街角リポートは小田急線の
六会日大前駅周辺から!
最後は駅名にもなっている
日本大学生物資源科学部の
キャンパスからリポート。
学生さんはまだ夏休みとのこと。
静かなキャンパスで向かうのは、、、

キャンパス内にある小さな森の一画。
実はそこで7月に日本で最大級となる
巨大なキノコ「ニオウシメジ(仁王占地)」が
見つかったんだとか!

お話は森林学科の
松倉君予助教に伺いました! 
松倉先生は野生のきのこや
カビの生き方の研究をしている方。
ニオウシメジに関しても松倉先生が
中心となり研究などしているそうです。

7月上旬にキャンパス内を巡回中の
職員が発見し研究室に連絡があった
ニオウシメジ。
約1か月の間、順番に6株ほどが成長した後、
お盆時期に消失してしまったそう。
森にはその痕が残るのみとなっています。

ただ一部は乾燥標本として保管し、
菌株も分離済みで現在は
DNA解析を行っている途中なんだとか!

乾燥標本のニオウシメジ!
確かにデカイッ!((((;゚Д゚)))))))
しかも出汁のような香りがする!
例えるなら炊き込みご飯のような香り!
一応ニオウシメジは食用もあるそうですが
食べ過ぎはダメなんだそうです。

実はニオウシメジが見つかった森には
新しい株もできていたんですよ!
今回取材の為に訪れで松倉先生が
新たに発見したんです!
なのでこれで終わりじゃない!
キノコのシーズンは秋!
これからまた成長したニオウシメジが
見られるのでは?

今回の発見で今後の研究では
学生の卒業研究で、構内野生で発生する
きのこの変化をモニタリング調査していたり、
ニオウシメジのような
南方系の種が増える傾向などがわかれば、
きのこを指標に気候変化との関係を
示すことができるかもしれないそう。
南方系の種が増えるという事は
神奈川も平均気温が高くなってきていると
考えられるわけですね。
キノコ、菌を研究することによって
環境を知ることができる!
食べるだけじゃないキノコの
魅力に触れましたよー!

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