キャンパスキノコ!?
今日の街角リポートは小田急線の
六会日大前駅周辺から!
最後は駅名にもなっている
日本大学生物資源科学部の
キャンパスからリポート。
学生さんはまだ夏休みとのこと。
静かなキャンパスで向かうのは、、、
キャンパス内にある小さな森の一画。
実はそこで7月に日本で最大級となる
巨大なキノコ「ニオウシメジ(仁王占地)」が
見つかったんだとか!
お話は森林学科の
松倉君予助教に伺いました!
松倉先生は野生のきのこや
カビの生き方の研究をしている方。
ニオウシメジに関しても松倉先生が
中心となり研究などしているそうです。
7月上旬にキャンパス内を巡回中の
職員が発見し研究室に連絡があった
ニオウシメジ。
約1か月の間、順番に6株ほどが成長した後、
お盆時期に消失してしまったそう。
森にはその痕が残るのみとなっています。
ただ一部は乾燥標本として保管し、
菌株も分離済みで現在は
DNA解析を行っている途中なんだとか!
乾燥標本のニオウシメジ!
確かにデカイッ!((((;゚Д゚)))))))
しかも出汁のような香りがする!
例えるなら炊き込みご飯のような香り!
一応ニオウシメジは食用もあるそうですが
食べ過ぎはダメなんだそうです。
実はニオウシメジが見つかった森には
新しい株もできていたんですよ!
今回取材の為に訪れで松倉先生が
新たに発見したんです!
なのでこれで終わりじゃない!
キノコのシーズンは秋!
これからまた成長したニオウシメジが
見られるのでは?
今回の発見で今後の研究では
学生の卒業研究で、構内野生で発生する
きのこの変化をモニタリング調査していたり、
ニオウシメジのような
南方系の種が増える傾向などがわかれば、
きのこを指標に気候変化との関係を
示すことができるかもしれないそう。
南方系の種が増えるという事は
神奈川も平均気温が高くなってきていると
考えられるわけですね。
キノコ、菌を研究することによって
環境を知ることができる!
食べるだけじゃないキノコの
魅力に触れましたよー!