fyb_switch_to_sp_js

« 暑さを避けつつ!神奈川駅! | メイン | 岩井の胡麻油② »

2025年8月19日 (火)

岩井の胡麻油①

今日は神奈川区橋本町にある
創業168年の胡麻油メーカー
岩井の胡麻油株式会社から工場見学リポート!

会社の入口には胡麻油を
作るための昔の道具など
展示されていましたよ!
こちらは精原機。
油粕を均等に送り出す機械。

これは玉締搾油機。
摩擦熱がなく良質の油が作れる
搾油機なんだとか。昔はこんな道具を
使っていたんですね。
岩井の胡麻油では道具は変わりましたが
製法は昔から変わらずの方法で
美味しい香り豊かな胡麻油を
作っているんですよ!

お話は岩井の胡麻油株式会社
代表取締役社長 岩井竜太さんに
伺いましたよ!
ありがとうございます!

さっそく白衣に身を包み工場見学開始〜!

まずは輸入された胡麻(白ゴマまたは茶ゴマ)の
ゴマ以外の雑物(小石や砂)などを
ふるいにかけたりして取り除いていきます。

雑物が除かれたゴマはそのまま
焙煎機にかけられじっくり
加熱、焙煎していきます。
ゴマの大きさなど
色々な条件をみて職人が
都度温度調整をしてゴマに
火入れをしていきます。
この時ゴマ粒を耳のそばで潰して
パチッという音を聞いたり口に
含んでその弾け感などで火入れの
具合を見ていくんだそう。
この部屋が時には100℃を超えるなんて
こともあるハードな作業なんです。
ちなみ今日は60〜70℃ぐらいだったそう。
メチャ暑かったです。

今日の焙煎は比較的浅煎りに
なっているそう。深煎りだと
もっと焙煎色が出るそうですよ。
岩井の胡麻油では時に焙煎を攻めて
する事もあるんだそう。

焙煎した後は搾油!
岩井の胡麻油では有機溶剤を
使わずに昔ながらの圧搾製法で
油を搾ります。
その一番搾りを特別に味見しました!
初体験!その味は苦味や少しの雑味も
感じますがゴマの香りはしっかりと
ワイルドな感じの味でしたね。

搾油したらコットンフィルターの
濾過器で濾過をしそして
外のタンクに移されその中で
2週間静置されます。
寝かせる事で不純物を沈殿させ
その後、仕上げ濾過などを行い
透き通る胡麻油に仕上げます。

そしてビンや缶などに充填され
出荷されていく、、、。

アクセスランキング