東日本大震災から10年〜被災地リポート〜②
東日本大震災から10年
今日は先日宮城県名取市と仙台市を
取材してきた模様をお届けしています。
続いてやって来たはのは名取市閖上の隣り
荒浜地区にある震災遺構の
仙台市立荒浜小学校です。
小学校のある荒浜地区は海に面し
学校も海岸線から700メートル程の
距離にあり震災当時は津波で
校舎が4.6メートルまで水没。
1階はのまれ2階の床上30センチまで
水が来そうです。その爪痕を残したまま
震災遺構として見学できるようになっています。
津波の力によって
グニャグニャになったフェンス。
1階は1年生の教室でここには津波が引いた後
車や海岸線の松の木や瓦礫などが大量に
ねじ込まれていたそうです。
それらは撤去されましたが、
それ以外は10年前のまま津波の
恐ろしさを伝えています。
校舎から見える荒浜地区の様子。
以前は家々が立ち並んでいたそうです。
震災が起こり児童や地区の人達
320名はこの校舎で一夜を過ごしました。
灯も暖房もなく備蓄の毛布や
理科室の暗幕などを敷いたりして
暖をとり寒さを凌いだそうです。
お話は震災遺構仙台市立荒浜小学校の
施設職員の赤間さんに伺いました。
ありがとうございました!