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2015年3月29日 (日)

桜の季節の鎌倉散策

今日は、綺麗な桜を楽しめる鎌倉・散策スポットのご紹介。

教えてくださったのは、鎌倉で生まれ、育ち、暮らして半世紀以上。

鎌倉のお寺、路地、山路、神社仏閣のほぼすべてを

知り尽くしている鎌倉博士こと淺野幸彦さん。

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淺野さんは筑波大学で西洋哲学、美学を学んだ哲学者であり、

ダンスカンパニー山海塾、音楽ユニットSTIGMAなど、

様々な芸術活動に参加をしていたアーティストでもあります。

 

鶴岡八幡宮をはじめ、極楽寺、光則寺、長谷寺、

浄妙寺、円覚寺、建長寺東慶寺、浄智寺、報国寺など、

お花見で人気のお寺だと、ご存知の方も多いと思いますけれど、

今日は、地元ならではの目線、ということで、

鎌倉に住んでいる方々が行く

ちょっとローカルな場所を教えていただきましたよ。

ほんの一部ですがご紹介しますね。

 

まずは材木座にある日蓮宗のお寺、長勝寺。

鎌倉駅から歩いて20分程度のところにあります。

ソメイヨシノの他、早咲き、遅咲きのしだれ桜があって、

長い期間、さまざまな桜を楽しめます。

そこから15分ほど歩いたところにある光明寺も

桜の花の多さ、見事さのわりに、知られていないお寺のひとつのようです。

昨日、今日と観桜会が開かれていて、

普段は公開されていない山門の特別公開も行われています。

他にも、桜並木が圧巻のハイランド住宅地、

天然木の山桜が、山全体に咲く野村総合研究所跡地、

山桜とオオシマザクラがミックスした樹齢200年の天然木が見られる

広町緑地もオススメ。

中でも、淺野さんの一番のオススメは回春院です。

建長寺の塔頭の一つで、観光客にもほとんど知られていないお寺ですが、

山間の桃源郷のような景色が広がっていて、心から癒される場所、とのこと。

行ってみたいな〜という方、

淺野さんと一緒にその回春院を回れるイベントがありますよ。

散策をしながら写真をとる、写真散歩。

写真の撮り方を手ほどきしてくださるのは、全身写真家のノニータさんです。

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ノニータさんは1992年「第一回キヤノン写真新世紀」で、

荒木経惟賞を受賞。写真インスタレイション、テレビ・映画出演、

写真講師等、幅広く活動しているプロのカメラマン。

岩下志麻さんや、ももクロ、AKB48まで様々なアーティストの写真も撮影している方です。

 

鎌倉博士の淺野さんと、プロ・カメラマン、ノニータさんとの写真散歩・・・

「見ること、撮ることは、技術と感覚・思考の総動員」だと、

おっしゃるお二人のイベントは、たくさんの刺激をもらえそうです。

写真のテクニックも色々と教えてくださるそうなので、

ぜひこの機会に参加してみてください。

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イベントで撮影したものは、後日、フェイスプックの

グループページにアップし、参加者全員にシェアして楽しむそうです。

淺野さんとノニータさんの講評も受けられるということなので、

スキルアップを目指したい方にもいいかもしれません。

鎌倉のめぐみがたっぷりたのしめる一日になりそうですね。

<イベント概要>

「新鎌倉写真紀行・観光客の知らない、その先の鎌倉へ」 

日  時:2015年4月18日(土曜日)11時~14時

集合場所:北鎌倉駅円覚寺口改札付近

対  象:どなたでもご参加いただけますが、カメラ、スマホ等撮影機材は持参ください。

定  員:10名

参加費:2,000円(税込)+建長寺拝観料300円

コース:北鎌倉駅⇒建長寺⇒回春院⇒西御門⇒桜道⇒田楽辻子のみち⇒

??(ミステリー散策!)

写真散歩へのお申し込み方法:

お名前、人数、連絡先メールアドレス、散策参加の有無を記載し、

フェイスブック・ページ、または、下記メールに連絡をしてください。

kamakura-party@post.nifty.jp

注意事項:

・散歩しやすい服装とシューズでお願いします。

・余程の悪天候でない限り雨天決行とします。

・スケジュールの変更の際は前夜ご連絡差し上げます。

・移動のための交通費、拝観料は、各自でお支払いお願いします。

・当日の不参加キャンセルについては参加費の全額を

 お支払い頂く場合があります。

 

<講師紹介>

全身写真家 NONITA(ノニータ)

92年「第一回キヤノン写真新世紀」で荒木経惟賞を受賞。

写真インスタレイション、テレビ・映画出演、写真講師等で活動。

2010年写真集「パンモロ」発売。

2012年、新川屋酒店(川崎尻手)「写真展・京浜ローカル1.0」。

岩下志麻、ももクロ、AKB48まで人間を撮らしたらピカイチ。

淺野幸彦と鎌倉の路地裏を隅から隅まで探索。

気づかないものに気づき、見逃してしまうものに

敏感に反応する五感で撮る写真は見る者の心を打つ。

 

淺野幸彦

鎌倉生れ。クリエイティブ・ディレクター、哲学者、

筑波学院大学教師、㈱スタヂオ・ユニ 未来プロジェクト推進室長他数多くの職を兼務。

「STIGMA」ほか音楽、アート、パフォーマンス、出版など

様々な表現活動を手掛け、プロデュースする。

鎌倉の寺、路地、山道のほぼすべてを知悉しており、

様々なイベントや鎌倉在住の世界的舞踏家・秀島実のプロデュースを手掛ける、

自称・鎌倉博士。

主な編著書:『広告問題-IN SITE-』、

『筑紫哲也インタビュー集/若者たちの神々』

『筑紫哲也インタビュー集/新人類の騎手たち』

☆散策後にも、イベントがあります!

料理人たにし優子の

鎌倉食材のお料理と日本酒の奥深さを堪能する鎌倉春爛漫パーティ:

https://www.facebook.com/events/1598534993693289/

4月はちょっとセンチメンタルな旅立ちと心ウキウキする出会いの季節。

鎌倉野菜も魚介類も春の息吹に元気いっぱい。

百菜繚乱、春爛漫。春宵一刻値千金。水と光と大地のめぐみに感謝して

「鎌倉食材のお料理と日本酒の奥深さを堪能する鎌倉春爛漫パーティ」を

開催します。

写真散歩の懇親会も兼ねたパーティーです。ふるってご参加ください。

 

日  時:2015年4月18日(土曜日)14時~17時

場  所:材木座「カエサル・ブランカ」

*JR鎌倉駅からバス+徒歩で約15分またはタクシーで約10分の立地です。

*詳しいアクセスについてはご予約後にお知らせいたします。

対  象:どなたでもご参加いただけます。

定  員:20名

会  費:飲食込み6,000円(税込)

◆本パーティ・セミナーへのお申し込み方法:

お名前、人数、連絡先メールアドレス、散策参加の有無を記載し、

フェイスブック・ページ、または、下記にメールください。

kamakura-party@post.nifty.jp

 

◆料理人たにし優子プロフィール:

シルクロード、ヨーロッパ、NY、日本・・・

様々な旅のなかでの美味しいものとの出会いがレシピのバックボーン。

2003年に鎌倉の惣菜のお店「青空デリ」立ちあげ。

現在、ケータリング、出張料理、レシピ開発を中心に活動中。

 

 

2015年3月22日 (日)

横浜自然観察の森にも春が来ています

日差しがすっかり明るくなってきた今日このごろ、

横浜自然観察の森には、もう春が来ているようですよ。

自然観察の森ではいま、ウグイスがさかんに鳴いています。

冬の間は、この「ホーホケキョ」という声を聞くことはできません。

でも冬の間、ウグイスがいないわけではないんですよ。

この「ホーホケキョ」というさえずりは、オスがメスをまねく恋の歌。

さえずりは、ウグイスたちの恋の季節、

子育ての季節のはじまりを告げる歌、なんです。

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枝先でさえずるオスのウグイス 写真提供:齋藤仁志

今年、初めてウグイスのさえずりが聞かれたのは2月24日。

最初はおずおずと、ちょっと舌足らずな感じで鳴いていたそうですが、

すぐに上手になって、毎日、森のあちこちから、

競い合うようにウグイスの声が響きはじめています。 

小鳥のさえずりには、まわりのオスに対して、

「ここはぼくの土地だから入って来ちゃダメ」ということを

アピールする意味もあります。

さえずっていないオスは、隣で鳴いているライバルに、

自分のなわばりをとられてしまう・・・というわけです。

よい声でさえずり続けることのできるオスは、

次から次へと奥さんを迎えることができるんだそうですよ。

のんびり歌っているようでも、実はライバルに負けないように、

一生懸命アピールしているんですね。

さてウグイスの声をじっと聞いていると、途中で「ケキョケキョ」と繰り返す

鳴き方をすることもあります。これは「谷渡り」という鳴き方。

警戒している時とか、メスに外敵が近づいたことを知らせる合図とも言われています。

 

春の森では、ウグイスの他にも、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロなど、

他の小鳥のオスたちも、ウグイスのオスと同じように、毎朝一生懸命さえずっています。

春の森は、オスたちのさえずりで、ほんとうににぎやか。みんな頑張っています!

 

横浜自然観察の森では、

春休み中も友の会主催でさまざまなイベントが行われます。

 

3月28日 土曜日には、「自然と遊ぼう」

4月5日 日曜日には、「季節の森を歩こう」

 

どちらも、森のことをよく知っている

ボランティアのリーダーさんが、1時間くらいかけて、

森を案内してくれます。事前の申し込みはいりません。

集合時間までに自然観察センターに行けば、その場で参加できます。

 

詳しくは以下をご覧ください。

 

◇横浜自然観察の森のイベント

●申込みのいらない行事(横浜自然観察の森友の会主催)

・申込不要で、どなたでも当日参加していただけます。

・開始時間前までに自然観察センター前にお越しください。

・動きやすい服装、靴でおいでください。帽子や飲み物をご持参ください。

3月28日(土)【毎月第4土曜日】

●自然とあそぼう

・ゲームを通して、自然と親しみます。

・時間:13時~14時/14時~15時の2回

 

4月5日(日)【毎月第1日曜日】

●季節の森を歩こう

・季節や生きもののつながりを楽しむガイドツアー。

・時間:11時~12時/13時~14時の2回

 

4月12日(日)【毎月第2日曜日】

●みんなでバードウォッチング

・森の野鳥を観察し、親しみます。

・時間:9:00~13:00(雨天中止)

・持ち物:昼食。お持ちの方は双眼鏡、図鑑(貸出しもあります)。

詳しくは

横浜自然観察の森WEBSITE

イベント予定

友の会ブログ

公益財団法人 日本野鳥の会のイベント

2015年3月15日 (日)

三浦海岸で楽しむ乗馬

京浜急行 久里浜線・三浦海岸駅から歩いて5分ほどのところにある

ホーストレッキングファーム三浦海岸は、

囲いのない外の世界で馬に乗ることができる、

全国でも数少ないクラブのひとつ。三浦海岸では、唯一です。

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馬に乗ってみたい・・・

そう思っても、クラブ会員にはなかなかなれないもの。

だって、安くありませんからね。

このホーストレッキングファーム三浦海岸は、

会員になる必要はありません。

行きたい時が決まったら電話で予約をする、シンプルです。

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オーナーは、

三浦海岸での海岸乗馬歴10年という吉村優一郎さん。

中学生の時から本格的に馬術をやり始め、

当たり前のように馬に乗っていたという吉村さん、

馬と携わる楽しさ、爽快感、素晴らしさを、たくさんの人に

知ってもらいたいと思って、このファームをはじめたそうです。

 

予算は初心者で2時間2万円弱、と、

もちろん安くはありませんが、それだけの価値はあると思います!

もう少し短い時間のプランもありますので、

ファームの方に色々と相談してみてください。

 

現在、このファームにいる馬は10頭。

そのうち5頭が、外乗りに行くことができます。

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2時間コースの場合、

厩舎にいき、ひとりずつ馬に乗せてもらったあとは

ファームのそばの農道を馬にのってゆっくりと30分かけて歩きます。

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まわりにはキャベツ畑が広がっていて、とってもいい気持ち。

晴れた日は富士山も見えますし、高台なので海岸線も望めます。

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こうしてしばらく、馬との時間を過ごしてから、

今度は一般道を通って、海岸に向かいます。

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海岸につくと、経験者の方々は、

まるでどこかの将軍様のように、海岸を勢い良く走っていきます。

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見てください!このかっこいい感じ!

馬の姿もあまりに美しくて、見ていてとってもうっとりします。

 

あんな風に乗れるようになりたい・・・

そうと思って吉村さんにうかがってみると

「その人のやる気次第ですが。センスがある方なら1回目から

走っている馬の上には居られるようになります。

初心者の場合は、通常5回、必ず乗りに来ていただきます。」

という答えをくださいました。

 

5回・・・と思うと、多少お財布は心配ですが、

なりたい自分に思ったより早く近づけるのかも、と

ちょっとウキウキしませんか?

海岸を馬の背にまたがって、疾走する私!

ああ!なんて楽しいんでしょうか!

 

さて、このホーストレッキングファーム三浦海岸は、

5年前から海外ツアーも行っています。しかも、モンゴルツアーです。

吉村さんが「狭い日本を飛び出して、騎馬文化が今も息づく

モンゴルの大草原で馬に乗る楽しみを、めいいっぱい感じて

頂きたくてはじめた」というこのモンゴルツアー、

基本的には経験者が参加するものではありますが、

そのツアーにいくために、ホーストレッキングファーム三浦海岸に

初心者の方が通う、というケースも多いそうです。

いくつかツアーがあるのですが、

一番早いのは6月24日からのものがあるようです。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください→http://beachriding.jp/tour/

 

そして、このホーストレッキングファーム、

もうひとつ、見逃せないプランを行っています。

それは夏にだけ行われる「海馬コース」。

馬と一緒に海に入り馬と一緒に泳いだり

しっぽに捕まって引いてもらったり・・・。

つまり、海の中で馬と遊べるコースなんですね。

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開催は7月の2週目から8月の最終日まで

募集は5月から開始になります。

この海馬コースはものすごい人気なので、気になった方は、

こまめにホーストレッキングファーム三浦海岸のサイトをチェックして

予約のスタート日を逃さないようにしてくださいね。

吉村さんに、馬とふれあう一番の醍醐味は?と伺うと、

「言葉も通じず、人よりも力のある生き物と、

同じ時間・感覚・意志の共有が出来ること。非日常体験。

馬は心の広い生き物で、誰とでも信頼関係を築いていけます。

人間が馬をリスペクトすれば馬も人間をリスペクトしてくれます。」と

話してくださいました。

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馬と心を通わせることができたら、本当に嬉しいでしょうね。

つまらない悩みなんて吹き飛んでしまいそうです。

馬のあたたかい体に触れて、そばで目を見ているだけでも、

すごく優しい気持ちになれましたよ。

横浜から一時間もかからない便利な立地で

非日常空間が体験できるホーストレッキングファーム三浦海岸。

今後は馬と触れ合えるカフェもオープンするそうです。

みなさん、ぜひ足を運んでみてください。

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ホーストレッキングファーム三浦海岸: http://beachriding.jp

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2015年3月 8日 (日)

「YAMMA」の服に織り込まれた思い

各地の伝統文化を大切にしながら、

ナチュラルな素材だけでお洋服を作っているアパレルブランド「ヤンマ」。

2008年にデザイナーの山崎ナナさんが立ち上げた

東京・石神井公園にあるブランドです。ナナさん自身が洋服のデザインをし、

地域の高齢の方々がそれを縫う、というスタイルで洋服を作っています。

オーガニックコットン、麻、日本の伝統的な木綿・・・たとえば、

福島の会津木綿や、三重県の松坂木綿、広島県の備後絣から生まれた

備後節織、さらにはインドの手織り布、ノイルシルクなど、

使っている素材はすべてナチュラルなもの。

デザインも、とってもシンプルで機能的。毎日の生活に、しっくりくるものばかりです。

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おばあちゃん達が丁寧に縫う服だから、長く大切に使ってほしい、

そんな思いから、丈夫で、洗濯が楽で、長持ちして、

すたれない物作りを心がけている、と、ナナさんは話します。 

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そんなに素敵なコンセプトのお洋服なら、いますぐに買いに行きたい!

そう思っても、実はすぐには手に入りません。

ヤンマは年に数回の「受注会」という形で、販売を行っているんです。

在庫を抱えれば、その分、生地も労力も無駄になる、

在庫を管理する費用もかかってしまいます。

そういった無駄を省いて製造をすることで、商品の価格も最小限におさえているんですね。

地域のおばあちゃんたちの努力を台無しにすることもない、というわけです。

 

さて、そんなヤンマの受注会が、鎌倉で行われます。

3月27日、28日の2日間、金曜日と土曜日です。

会場は由比ヶ浜にあるお店「木木」。ここに行けないという方は、

今月末まで、東京、千葉や群馬などでも受注会をやっていますよ。

ホームページをチェックしてみてくださいね。

 

ナナさんは、「ながく使ったり、ながく愛したりすることで、

自分のことも好きになれる気がする」といいます。

ナナさんは、若い頃は流行に振り回され、あまりものを大切にできず、

それがコンプレックスだったそう。

「ものを大切にすることで自分の自信につながる、

そういった出来事を支えられる丈夫な服を作りたい」と話してくれました。

 

さて、そんなナナさんは、いま、福島県の会津若松で、

会津木綿・400年の伝統をなくさないための活動にも力をいれています。

ヤンマで使っていた会津木綿のほとんどの生地を作っていた工場

「原山織物工場」の6代目、原山公助さんが、

昨年の終わり、突然、病でこの世を去ってしまったからです。

原山織物工場の創業は1899年。以来、会津木綿の伝統を

ずっと同じ場所で守り続けてきました。

以前、この地域には30もの工場があったそうですが、時代とともに減少し、

いまではたった2軒を残すのみ。そのうちの貴重な一軒でした。

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日本製の糸を買ってきて、染めから仕上げまで

一つの工場で行う原山さんの木綿は、

使っている糸も丈夫で、使うごとにふわふわになる、

特別な木綿だったといいます。

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その工場が操業を中止すると聞いたナナさん・・・

このままで6代目が熱い思いで続けてきた丁寧な仕事、

会津木綿の文化が途絶えてしまう・・・そう考え、

一念発起、会津に移り住むことを決心しました。

そして、今、残された原山さんのご家族と話し合いをしながら、

6代目の作ってきたクオリティを下げずに工場を再開すること、

会津木綿の伝統を続けていくことに向けて、日々、奔走しています。

「再現と製造をするだけじゃ、ダメなんです。後継者を作る文化事業を展開して、

会津木綿を未来に繋げられるシステムを、必ず作ります!」

ナナさんは、そう、力強く、話してくれました。

 

いつでも洗濯ができて、清潔で、長持ちするヤンマの服は、

毎日の生活に馴染んで、使っていくうちに自分の一部になりそうですよね。

そしてその「長持ちするお洋服」1枚の裏側には、

伝統を継承すること、地域の人たちと力をあわせて生きることが

ぎっしり織り込まれているんだなと、感じました。

 

ものを大切にすることは、人の思いも大切にすること、

そして自分をも大切にすること、

ヤンマのお洋服はたくさんのことを教えてくれますね。

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ヤンマ産業:http://www.yamma.jp

今後の受注会のスケジュール:http://yammamemo.exblog.jp

鎌倉 木木:http://kiginikki.blogspot.jp

 

 

 

2015年2月28日 (土)

松田町の河津桜

神奈川県 足柄上郡にある松田町は、丹沢の山の緑と清流に恵まれた町。

丹沢登山の重要な拠点のひとつで、ハイキング、釣りなど、

豊かな自然とふれあう事が出来る町です。 

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この松田町で、今、開催されているのが、「まつだ桜まつり」。

今年で17回目を迎えました。 

メインの会場は、西平畑公園。

小田急線新松田駅から、歩いて約25分のところにある眺めのいい公園です。

高台にあるので、街が一望できて、とっても気持ちがいいですよ。

富士山をはじめ、明星ヶ岳、駒ヶ岳、明神ヶ岳、金時山などの

山並みも楽しめますし、天気のいい日には伊豆大島も望めます。

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この公園に咲いているのは、河津桜。早咲きの桜です。

すぐには散らない品種なので、長い期間楽しむことができるんですね。

今の時期は菜の花も楽しめて、公園の中はすっかり春の気分です。

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見晴らしのよい斜面にある大きなローラーすべり台や

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1時間に1本から2本のペースで走る、ミニロマンスカーも楽しいですよ。

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昨年は修理のために運休していたミニSLも、

今年から運転を再開、週末限定で走っています。

桜のトンネルを小さな電車に乗って走るのは、

子供ならずとも、なかなかの興奮ですよ!

大人1人300円、子ども1人200円です。

ぜひ試してみてください。

 

そして、公園の中にある

「こどもの館」で展示されている「雛のつるし飾り」も

なかなかの見ごたえ。

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直径1メートルを超えるさげ輪に、

縮緬で作った、たくさんの飾りが繋がれています。

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会場内の飾りの数は、なんと5000個以上だそうですよ〜。

この縮緬の飾りを作っているのは「てずくな 桃の会」の皆さん。

10年前からこの会場に飾り付けを始めたそうです。

 

飾りは、子供の健やかな成長を願って作られているもので

ひとつひとつに意味があるのだそう。

例えば、桃は、

邪気や悪霊を退治して、延命長寿を意味するもの。

桃の実は「女性」を象徴し、女の子の厄払いの意味もあるんですね。

そしてふくろうは、呪力の象徴。

福や、不苦労・・・くろうしない、という意味の“ふくろう”ですね。

そんな意味も込められています。

巾着にはお金が貯まりますように、という願いがこめられていて、

花はお花のように可愛らしく、猿は危険が去るように・・・

と、こんな感じですべてのものに意味が込められているということです。

その意味を考えながら飾り付けをみるとさらに楽しそうですね。

 

あさって3日はひな祭り。

早咲きの桜と菜の花とつるし雛で、

みなさんも一足早く、春の気分を味わってみてはいかがでしょうか。 

23日月曜日がとても暖かかったので、

急激に花が咲き始め、桜はすでに見頃をむかえています。

5分咲きを過ぎたので、夜のライトアップイベントも始まりました。

様々な表情の桜が楽しめそうです。

 

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会場へのアクセス方法などはこちら。

https://town.matsuda.kanagawa.jp/site/kankou-sub/sakura-fes.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年2月22日 (日)

野菜と対話する地産地消レストラン:れすとらんさいとう

東急東横線菊名駅の東口から、大倉山方面へ。

道なりに5分ほど歩くと、サミットの少し手前に、

黄色い壁と青いひさしが爽やかな小さなレストランが見えてきます。 

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「れすとらん さいとう」。

齊藤良治さんがオーナーシェフを務める、カジュアルフレンチのお店です。

2005年5月にオープンしたので、まもなく10周年。

食の安全と安心、地産地消をモットーに、

醤油や味噌、麹、ごま油などをつかって、

日本育ちの私たちにしっくりくるカジュアルフレンチを届けてくれるお店です。

お箸も出してくれるので、とても気軽に楽しめます。

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以前は出版社で働くサラリーマンだったという齊藤さん。

レストランをはじめたのには、あるキッカケがありました。

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齊藤さんのお仕事は、時間が不規則でノルマも多く、

食事はいつも「やっつけ」。

食べ物がだんだん、美味しいと思えなくなり、次第に体調を崩して行ったそうです。

そしてとうとう病院に通って治療を受けることになりました。

治療の結果、幸いなことに味覚を取り戻すことができた斎藤さんは、

その時「あるもの」との劇的な出会いを果たします。

それは、1本のキュウリ。

斎藤さんのお父さんが自家菜園で作ったものでした。

お父さんの手で大切に育てられたキュウリの、

優しくて、大地を感じる味が齊藤さんの感性を大きく動かしたんですね。

「人間が生きていて幸せを感じるのは、美味しいものを食べた時」。

その時にそう悟った齊藤さんは、それを多くの人に伝えるため、

お料理の道を選ぶことに決めたのだそうです。

 

そして34歳で料理学校へ入学、

その後、関内のフレンチレストランで修行をし、

パティシエとして1年8ヶ月働いたのち「れすとらん さいとう」をオープンしました。 

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オープン当初は、とにかく必死だった・・・と、齊藤さん。

デザート作りでつちかった技術を、様々な形で応用し、

独自のメニューを考えることに力を注ぎました。

そして、宣伝はしなくても、美味しい料理を提供すれば、

必ずやお客さんに届く、そう信じて、

いいものをつくるために時間と労力と予算をつぎこんだ結果、

自然とたどりついたのが、「地産地消」という考えだったそうです。

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「美味しいものは新鮮なもの」ーーだからこその地産地消、なんですね。

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シェフ自ら、畑に足を運んで野菜を仕入れ、

魚は日々、卸の人と連絡をとりあって、

三浦半島から週に2回、新鮮なものを届けてもらっているそう。

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豚肉も、はまポーク、やまゆりポークなど、地元のものを使い、

その季節ならではの、美味しい料理を提供してくれています。

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さらにこのお店のうれしいところは、

デザートはもちろん、最後のコーヒーまでこだわっているところ。

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白楽のロースターから日々、取り寄せている豆を

お店でひいて、提供してくれているので、きちんと手で淹れた味がしますよ。

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コースの最後の、デザートと飲み物。

その美味しさで、その日の幸福感と満足度は二倍にも三倍にもなる気がしますよね〜。

 

「このお店は野菜が主体で、いつも旬のものを追っています。

野菜と対話できるレストランなんです。

旬の美味しい食材で、幸せと元気を充電して帰ってほしいです。」

と齊藤さん。さらに「体を壊したあとの、野菜の純粋な美味しさが

すべてのお料理のベースになっている」とも話してくださった

シェフの言葉を聞いて、お料理をはじめたきっかけをいつも心に刻んで、

メニュー作りに真摯に取り組んでいるんだなと感じました。

 

誰かのために、誰かが思いを込めて作るものは、美味しい。

その美味しい料理で疲れた人を元気にしたい。

そんなシェフの強い思いがあるからこそ、

れすとらんさいとうのお料理はいつも優しい味がするんですね。

 

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これからの季節は、小田原の柑橘類「はるか」や

横須賀の完熟とちおとめのデザートが登場するということ、

シェフの腕でどんな形に進化するんでしょうか。

とても楽しみです。ぜひ足を運んでみてください。

これからのメニュー、アクセス方法など、

詳しくはこちらからどうぞ。

http://www.restaurantsaito.com

2015年2月15日 (日)

大倉山公園で梅をみよう

東急東横線大倉山駅の改札口を出ると、すぐ右手にある急な坂道。

この坂道を線路沿いに3分ほど歩くと、大倉山公園の入り口が見えてきます。

 大倉山公園は、横浜市の指定有形文化財である「大倉山記念館」と

その奥にある梅林で有名な公園。今の季節は、まさに、梅を見に来る人たちで賑わいます。

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1万平方メートルの敷地におよそ200本の梅の木があり、種類は、全部で32種類。

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「寒紅梅」、「八重野梅」、「筑紫紅」、「田子の浦」、「白加賀」、

「月宮殿」、「紅千鳥」、「冬至梅」、「八重旭」、「唐梅」、「見驚」、「書屋の蝶」、

「茶筅梅」、「楠玉」、「玉英」、「白玉梅」、「月影」、「緑萼梅」、

「淡路枝垂」もありますし、淡い紅色、紅色、白など、ひとつの枝の中に、

様々な花を咲き分ける「思いのまま」という珍しい梅もあるそうです。

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見頃は2月中旬から3月頭にかけて。

1週間前に行ってきたときは、まだつぼみが多かったのですが

ここ数日は暖かい日もあったので、少し開花が進んでいるでしょうね。

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2月28日(土曜日)、3月1日(日曜日)には

春の恒例行事「大倉山観梅会」も行われます。

大倉山観梅会は平成元年(1989年)からスタートして、

今年で27回目。地域に根ざしたイベントです。

土曜日は朝10時半、日曜日は朝11時から、様々なステージが楽しめますよ。

三曲演奏や日本舞踊、野点や、地元商店街による出店、

大倉山記念館では梅の写真コンテストの写真展も行われています。 

中でも特に気になるのは、大倉山梅酒「梅の薫」の販売。

この大倉山梅酒とは、昭和6年に開園した「大倉山梅林」が、

横浜市に移管されたのをきっかけに、1991年、大倉山公園梅林開園

60周年記念事業として「港北観光協会」が発案した名産品だそう。

大倉山梅林の「白加賀梅」を手もぎで収穫して、作っています。

まず厳選した新鮮な梅の実を、3ヶ月ほど漬け込み、

その梅を、2、3年寝かせた原酒とブレンドして作る、ということ、

フレッシュでフルーティな風味が自慢です。

はじめて作った時にとても評判がよかったので、

それから毎年作っているそうですよ。美味しそうですねぇ。

大倉山観梅会の会場では、新酒の試飲と販売が行われます。

また観梅会の翌日からは、港北区内、および神奈川区内の一部の酒屋さんで

限定販売されるそうです。

販売店など、詳しくは港北区役所のホームページをごらんください。

◇大倉山新酒:http://www.city.yokohama.lg.jp/kohoku/sinkou/umesyu.html

 

さて、最後に、この大倉山観梅会の開催を担当されている

港北区役所の倉井さんに、オススメの楽しみ方をうかがったところ、

こんなメッセージをくださいました。

「梅を楽しむ方法は一つではありません。

ステージの演奏に耳を傾けながら梅を見るもよし、

ステージの出し物を鑑賞しながら梅の薫を楽しむもよし、

また、野点を楽しみながら梅の花を観賞するもよし、

カメラで写真を撮ってみても楽しいものです。

もちろん梅に囲まれながら大勢でご飯を食べるのも

格別の楽しさがあると思います。大倉山観梅会では

いろいろな視点で梅を楽しむことができますので、是非ご来場ください。」

 

梅の鑑賞会、桜とはまた違った楽しみ方ができそうですね。

お気に入りの1本をみつけて、その木のそばで

ゆったりと時間をすごすのも素敵だなと思います。 

イベントは、土曜日、日曜日で、タイムテーブルが異なります。

スケジュールを確認してからお出かけください。 

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◇大倉山観梅会の詳細はこちら

http://www.city.yokohama.lg.jp/kohoku/sinkou/kanbaikai/

2015年2月 8日 (日)

横浜自然観察の森には、春のきざし

もうすぐバレンタインですね。

横浜自然観察の森の生きものたちにも恋の季節が訪れているようです。

今の季節に恋の歌をうたうのはカエルたち。

カエルというと、初夏のイメージがあると思いますが、

アカガエルたちは、2月の寒いさなかに、冬眠から目覚め、

卵を産むために、湿地に集まって来ます。

卵を産むメスの愛を得ようと、オスたちは、必死に歌をうたいます。

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産卵に出てきたヤマアカガエル。大きい方がメス、背中に乗っている小さい方 がオス 

写真提供 (公財)日本野鳥の会

ヤマアカガエルの産卵は、夜、行われることが多いそう。

産卵の終わった湿地には、透明なゼリーのようなものに包まれた

直径2ミリくらいの小さな卵たちが、

ゆらゆらと揺れているのを見ることができます。

まだ冷たい水の中に生まれた卵たちは、

ゆっくりと育っていって、水のぬるんでくるころ、

オタマジャクシになって泳ぎ始めます。

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湿地の水の中でゆれるヤマアカガエルの卵たち 写真提供 (公財)日本野鳥の会

さて、小鳥たちはどうかというと・・・

お天気のよい早朝には、森のこずえから、

気の早い小鳥のさえずりが聞こえてきます。

自然観察の森の小鳥の中でいちばん気が早いのは、シジュウカラ。

毎年、1月には初めてのさえずりが聞かれます。

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春、いち早くさえずりはじめるシジュウカラ 写真提供 掛下尚一郎((公財)日本野鳥の会)

寒い日や曇った日には鳴かないのですが、

少し寒さのゆるんだ、明るい朝には、朗々と恋の歌を歌います。

バレンタインデーは、ローマ時代やヨーロッパ各地の言い伝えで、

「鳥が愛をささやき始める日」とされているんですよね。

シジュウカラは、バレンタインデーを待ちきれずに、

恋のささやきを始めているんでしょうか。かわいいですね。

3月に近づくにつれて、

ヤマガラやメジロ、ウグイスなどの他の小鳥たちも

徐々にさえずりを始めるようになり、

やがて毎朝のようにさえずりの聞かれる日が訪れます。

 春はすぐそこまで、近づいてきているんですね〜。

 

自然観察の森では、いま、2月21日土曜日に行われる

「親子でバードウォッチング」の参加者を募集しています。

日本野鳥の会のレンジャーや

ボランティアのリーダーさんたちといっしょに、

森の鳥たちの暮らしを観察します。申し込みは、2月10日までです。

 

そして、2月14日バレンタインデーには、

日本野鳥の会の主催で、初心者向けの探鳥会が開かれます。

場所は、山下公園。

開催時間は、9時半、11時、午後1時の3回。

山下公園の中の「赤い靴はいてた女の子の像」の前に集合です。

日本野鳥の会の方が、1時間程度、

バードウォッチングの手ほどきをしてくれるそうですよ。

ぜひ参加してみてください。

詳しい情報はこちら。

<横浜自然観察の森のイベント>

申し込み受付中(横浜自然観察の森友の会主催)

2月21日(土)「親子でバードウォッチング」―鳥って何してる?

・野鳥たちのいろいろな行動を観察します。

・時間 10時~12時半

・対象:4歳以上、中学生までの親子 40名様

・申込み方法:参加者全員の氏名、年齢、電話番号を記入して、

 E-Mail: yokohama-nc@wbsj.org まで。申込多数の場合は抽選です。

・〆切:2月10日

 

申込みのいらない行事(横浜自然観察の森友の会主催)

・申込不要で、どなたでも当日参加していただけます。

・開始時間前までに自然観察センター前にお越しください。

・動きやすい服装、靴でおいでください。

 

2月8日(日) みんなでバードウォッチング

・森の野鳥を観察し、親しみます。

・時間:9:00~13:00(雨天中止)

・お持ちの方は双眼鏡、図鑑(貸出しもあります)。

 

2月28日(土) 【自然とあそぼう】

・ゲームを通して、自然と親しみます。

・時間:13時~14時/14時~15時の2回

 

<山下公園で(日本野鳥の会主催)2月14日(土)

バードウォッチング入門in山下公園>

①9:30 ②11:00 ③13:00 山下公園 赤い靴はいてた女の子像前

各回1回時間程度で公園内のバードウォッチング!

お好きな回にご参加ください。

持ち物:筆記用具、双眼鏡

 

さらに詳しくは以下のリンクをご確認ください。

http://www.wbsj.org/sanctuary/yokohama/index.html

http://www.geocities.jp/yns_tomo/kousin100/HTM/annai.htm#yotei

友の会ブログ;http://blog.livedoor.jp/yns_tomo/

公益財団法人 日本野鳥の会のイベント:

http://www.wbsj.org/activity/event/be2014-kanagawa/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年2月 1日 (日)

想像力と技術力というギフト:鎌倉のしかけ絵本専門店メッゲンドルファー

鎌倉の「メッゲンドルファー」は、

2006年にオープンした日本で唯一のしかけ絵本専門店。

オーナーは嵐田康平さん、晴代さんご夫妻です。

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康平さんは、しかけ絵本 最大手の出版社である

「大日本絵画」で、40年来しかけ絵本に携わっていたという

しかけ絵本のスペシャリスト。定年退職を迎えるにあたって、

晴代さんと何か仕事をしようと話し合っていたところ、

しかけ絵本の専門店がどこにもないことに晴代さんが気づき、

「私たちがやらないで誰がやるの!」と康平さんをけしかけて

このお店をはじめたそうです。

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お店の名前の由来は、しかけ絵本の父と言われる

1800年代に活躍したドイツの作家「メッゲンドルファー」。

康平さんが、作品はもちろん、言葉の響きも気に入っていた、

ということで、この「メッゲンドルファー」の名前をいただくことになりました。

 

8畳ほどの店内には、しかけ絵本がぎっしり。

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こどもが気軽に手に取れる可愛らしい作品はもちろんのこと、

メッゲンドルファーの復刻版、

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ロバート・サブダとマシュー・ラインハートのつくる繊細かつ大胆な作品や、

駒形克己さんの静かでデザイン性の高い作品など、

しかけのテイストも多岐にわたります。

扱っているしかけ絵本はなんと600種類以上!!

どの作品も手に取れるようになっているので、

たくさんの仕掛けを楽しみながら、欲しい1冊を探す事ができます。

 

さまざまな雪の結晶をきらきら輝く美しいしかけで再現した

「雪の結晶」という作品

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花の世界を、シックな色彩と工夫を凝らしたしかけで表した

「フラワーフェアリーズのお話」、

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ほかにも野生動物がまるで生きているように走ったり動いたりする、

動画しかけの「サファリ」、そして迫力満天の恐竜百科「恐竜時代」など

自然の恵みを感じる作品もたくさん揃っています。

この「恐竜時代」がきっかけでしかけ絵本のファンになったという男性も

たくさんいるそうですよ。もうすぐ来るバレンタインデー、

チョコじゃなくてしかけ絵本をプレゼント、なんていうのも喜ばれるかもしれません。

 

1800年代はじめにこの世に登場し、1800年代の中ごろには

ドイツやイギリスで盛んに出版されるようになったという「しかけ絵本」。

さらにその前の1500年代には、天文学や医学、建築学など、科学を

より分かりやすく解説する表現方法の一つとして、すでにしかけの技法が

使われていたというから驚きます。長い歴史があるんですね。

 

晴代さんに、しかけ絵本の一番の魅力について伺ったところ、

「何といってもページをめくった時の驚きや感動、

触ることで本に参加する楽しさを感じること、

また、わくわくする期待感などを、年齢性別を問わず

老若男女大勢の人たちが感じられる世界であること。」

と答えてくださいました。

そして「しかけ絵本は実際に手にとって頂くことで、

その感動を味わうことが出来るので

ぜひ、いろいろな方たちにしかけ絵本の魅力を体験して頂きたい」

とも話してくださいました。

 

人間の「想像力」と「技術力」の結集ともいうべき「しかけ」。

その中に生きている、自然や生き物の姿には、静かで強いメッセージがあります。

その魅力に実際に触れて感じてみるのは本当に素敵な体験。

ぜひみなさんも足を運んでみてください。

しかけの魅力にドキドキワクワクすること間違いなしです!

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メッゲンドルファー

鎌倉市由比ガ浜3ー1ー27

TEL/FAX 0467-22-0675

水曜日定休

営業時間 10:00~18:00

メッゲンドルファーのサイトはこちら→http://www.meggendorfer.jp

 

 

 

 

 

2015年1月25日 (日)

花井祐介さんがイラストを描いた絵本「BEACH GLASS」

海岸で光る、とっても綺麗なビーチグラス。

皆さんもご存知の通り、

もとは、海に捨てられた瓶などのガラスです。

そのガラスが、海岸の岩などによって砕け、

長い時間をかけて、波や海の底の砂で擦られることで、

あの美しい姿に変わるんですね。

そんな「ビーチグラス」をテーマにした絵本が、

昨年、ブエノブックスから出版されました。

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本のタイトルも、まさに「BEACH GLASS」。

 著者は鎌倉生まれのDJ、ジョージカックルさん。

そして絵を描いているのが、

わたしたちGift from the Earthのステッカーを書き下ろしてくれた

イラストレーター・花井祐介さんです。

 

ジョージさんと花井さんは、昔からのお友達。

サーフ仲間であり、パパ仲間でもあります。

5年ほど前から絵本を作ろうと2人で話をしていたそうで、

ジョージさんの考えたいくつものストーリーの中から、

花井さんがとても気に入っていたこの話を絵本にすることになりました。

 

物語は、英語と日本語の2カ国語で書かれています。 

お父さんとよく海で遊んでいる男の子。

ガラスで足を怪我したことをきっかけに、

海に行かなくなってしまったその男の子と、

とある一人の女の子が、ビーチグラスを通して心を通わせていく、

というストーリー。

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白と黒で描かれている絵の中で、

ビーチグラスにだけ、色がつけられています。

ビーチグラスの色味の暖かさが、

ストーリーの温かさをより深く伝えてくれている、そんな気がします。

 

花井さんに、この絵本を通じて伝えたかったことはどんなことか

うかがってみたところ、こんな答えをいただきました。

「自然は人が捨てたゴミを、ビーチグラスのような奇麗な宝石にかえてくれる…

そんな自然の懐の深さを、ビーチグラスを通して伝えたかった。

ビーチグラスはまさに地球からの贈り物=Gift from the earthだと思います。

また最近では大人の海でのマナーの悪さで、子供達が安心して遊べる砂浜が

減っていることもとても気になっていました。

自然は本来あるべき姿が一番美しく、皆が楽しめる場所だと思います。

いつか砂浜からビーチグラスが消える=

誰もゴミを捨てなくなる日がくればいいな、という思いで

ジョージさんとこの本を作りました。

子供はもちろん読んでもらいたいけど、砂浜でパーティーをして

ゴミを放置するような大人にも読んでもらいたいです。」

 

人間の愚かな行動さえも、美しい形にかえ、

私たちを楽しませてくれる自然。

私たちは自然に生かしてもらっているのだな、とつくづく思います。

でもそんな懐の深い自然にだって、限界はありますよね。

この「ビーチグラス」という絵本を読んで、

私たち大人も、もう一度自分の生活をみつめなおしてみる、

そんな時間が必要だな感じます。

当たり前のことを、当たり前にできる大人でありたいですね。

ブエノ!ブックス WEBSITE

http://www.buenobooks.com/boardculture/

花井祐介 WEBSITE

http://www.hanaiyusuke.com/