YES! For You

2017年8月21日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「環境配慮」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、横浜市神奈川区で、70年以上、石けんを作り続けている、
太陽油脂株式会社の生産技術部長 金井一徳さん が登場!!

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今回は石鹸の原料となるパームについて!



原料であるパーム油に関して、国際的な団体RSPOに加入されましたよね。
ここにはどういった経緯があったのですか?
パーム油の主な生産国はマレーシアとインドネシアです。全世界の85%以上を
占めています。パーム油は他の油脂、例えば大豆、なたね、コーン油と比べて
土地辺りで収穫できる油脂の量が多いことで重宝されています。しかし現地では
パームを育てる農園を作ろうと、違法な森林伐採が行われるケースがあり、
オランウータンやトラ、ゾウなどの生息地を脅かす環境破壊が発生しています。
また、農園では児童労働の問題、過剰な農薬散布などがあり、土壌汚染、
人的被害も発生しています。このような背景を受け、持続可能なパーム油の需給を
はかる事を目的としたRSPOが生まれました。日本もパーム油の需要は多くなって
きており、弊社を含め、パーム油を使用している企業がRSPOの趣旨を理解し、
随時加入団体が増えている状況です。
まだ30社の加入ということですが、これから先もっともっと増えていきそうですね。
そうですね。そうありたいですね。



環境レポートを2011年から公開されていますが、反響はいかがですか?
社会貢献や自然保護問題に、関心の高い方からのお問い合わせがあります。
先程の話題、RSPOの取り組みが東南アジアの環境対策として有効なので、
もっと動物への影響など具体的な情報など乗せたらどうか、などのご指導を
受けることもあります。また、地域貢献として、工場見学会を開催しております。
その参加方法などのお問い合わせがあります。
その太陽油脂の工場といいますと、工場の設備も、天然ガス、コジェネ導入、
屋上の太陽光発電
など、積極的にCO2削減に貢献されていますよね?
2014年に天然ガス利用で省エネ性の高いボイラー設備を導入し、年間CO2削減量は
約300t、2015年は、コージェネレーションシステムを立ち上げたことで、
削減量は約240tとなっています。工場全体CO2排出量の約3%の削減ができました。
微力ながら、地球温暖化防止に貢献しているのではと思っています。太陽光発電は、
自社内で消費する方式で2001年に3kWを設置していました。昨今の自然エネルギー
の重要性を受け、2015年に新たに39kWを増設しました。総発電量は42kWと
小さなものではありますが、今後も増設を検討していきたいと思っています。




最後に、今後の展開などありましたら、お聞かせください。
加工油脂事業では、製造に必要なエネルギー量を把握し、少ないエネルギーで
高品質な食用油脂の製造ができる設備環境にすることを進めたいと考えています。
石けん化粧品事業では、サステイナブルな原料調達を行っていることを、さらに
アピールしていきたいと思っています。具体的には、花や葉、実など毎年実りある
ものを原料としていることです。根っこや茎を対象にしてしまうと、再生に時間が
かかってしまいますから。今求められているサステイナブル社会の一役が担えれば
と思っています。いっぽう工場では、省エネ設備の導入を推進してきましたが、
自社だけで取り組む環境活動には、限界があるのではと感じています。今後は、
横浜市や町内会などの地域、近隣の企業と連携した環境活動や環境設備の設置が
展開できればと思っています。個々の取り組みは小さくても、数が集まれば、
大きな力になるはずだと信じています。
ひとつひとつ丁寧に形にしていきたいと思っています。




…と、お話してくださいました!




2017年8月13日 (日)

YES! For You 今回のテーマ「環境配慮」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、横浜市神奈川区で、70年以上、石けんを作り続けている、
太陽油脂株式会社の生産技術部長 金井一徳さん が登場!!

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環境への取り組みについて伺います。


今年3月に創立70周年を迎えられた太陽油脂、どういった会社なのでしょうか?
太陽油脂はヤシの実を輸入し油を搾る会社として1919年東京搾油という名で創業、
前身から数えるとあと2年で100周年を迎える老舗の会社です。現在の太陽油脂の名と
なったのは1947年で、今年創立70周年を迎えました。会社は横浜駅からほど近く、
横浜港につながる運河に面した場所にあります。国外から運ばれた油脂と、
国内各地域の様々な食用油を主原料としています。事業は、加工油脂と、
石けん化粧品があり、加工油脂は、主原料を精製し食用油脂にします。
これをマーガリンやショートニングにして、市販のお菓子やドーナツ・
フライドチキンなどの揚げ油、アイスクリームなど、様々な食品の原料として、
業務用に製造販売しています。石けん化粧品は、食べられる油脂を原料に使い、
昔からの処方でつくるレトロな商品から、オーガニック栽培原料を使用した
スキンケア商品まで、天然由来成分を使うことに拘り、人と環境にやさしい製品をと、
100種類以上製造販売しております。パックスナチュロンやパックスベビー、
素肌レシピなどのシリーズがあり、愛用いただいております。



今聴いていらっしゃる方の中でも、私も使っている!という方も多いと思うのですが、
私も実はその一人で、パックスナチュロン製品、うちにいくつくらいあるんだろう、
というくらい数えきれないほど
なのですが…そもそもの出会いが、私の趣味は登山で、
山に入って山小屋泊をした時に、その山小屋に
よって周りの自然環境に配慮した上で
備え付けの石けんを使用していいという場所がある。その備え付けの
石けんに
採用されていたのがこのパックスナチュロンで、へー!こんな石けんがあるんだ!
と思わず製造元を
見た時に横浜の神奈川区だということを知り、それ以来自宅でも
使うようになったのですが…
つまり、環境面
においても信頼されている証だと思うのですが、そういった環境へ
積極的に取り組むようになったのは、
どのような背景からだったのでしょうか。
高度経済成長期、全国の河川に泡公害が起こり、水道水汚染も社会問題となりました。
そこで、河川に流れても生分解性の良い石けんの使用を進める「石けん運動」という
市民運動が活発になりました。1980年では琵琶湖の水を守ろうという琵琶湖条例にも
関係して、太陽油脂の石けんを使い、市民・消費者団体の方々とともに環境改善活動を
行った歴史があります。いっぽう工場は、省エネ法のエネルギー管理指定工場であり、
コージェネレーションシステムや太陽光発電などの省エネ設備の導入や、ロス削減などの
活動をしていたので、環境活動は昔から重要な取り組みとして存在していました。



エコアクション21も、認証取得されましたよね。
先ほどお話した省エネ法に従い、省エネ活動を推進してきましたが、工場主体
という傾向がありました。エコアクション21は、全従業員を対象に取り組むもので、
自らと社会の持続的な成長を実現する環境経営を推進するものです。
石けん化粧品事業の商品設計の拘り、人と地球にやさしい製品づくりという
企業理念にも合致していたので、より具現化するものとして、採用しました。




…と、お話してくださいました!






2017年8月 7日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「意識啓発」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、横浜市立いずみ野小学校の齊藤由香校長 が登場!!

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「スーパー給食」という取り組みについて伺います。




いわゆる文科省がいっているスーパー給食ということではなくて、学校独自の
取り組みとして、地産地消のものを使った給食、年に一度のスペシャルな給食、
ということで「スーパー給食」と呼んでいます。
35周年の時に、そのときの校長先生が、PTA会長さんと協力して、いずみ野は、
学区に農家が多く、養豚もやっていて、食材も豊富なので、その特性をアピール
したいと考えられて、地産地消の給食を提案されたのが始まりです。
いずみ野産の野菜とヤマユリポークというお肉で、その材料に加えて
「濱の料理人」というと産地消をすすめている料理人さんたちにメニュー作りを
お願いしたので、非常にスペシャルな給食、ということになっています。
今年度が40周年で6回目となります。昨年もいずみ野の学区で作られている野菜や
ヤマユリポークを主役としたメニューを考えていただきました。昨年は地域の
果樹園のブルーベリーを使ったデザート「ブルーベリーマフィン」を考えていただき、
それがまた大好評でした。ブルーベリーマフィンは給食室で作ることができないので
濱の料理人の方にお願いして、工場で作ったものを特別に入れていただきました。
手間もお金もかかりますが、年に一度の地域の子ども達のためなので、JAの方々や
市の建築局住宅再生課の方、相鉄の方々にもご協力をいただきなんとか実現しました。





地産地消という言葉を一口で言っても、なかなか子ども達にはぴんとこないこと。
本校は、1年から3年までは全員でサツマイモ作りをします。4年から6年全員で
もち米作りで広い農地を使わせていただいているのですが、その他に、4年生以上の
希望者で、週2回の朝の畑活動という特別クラブのみたいなことを行い、子ども達が
全員生産活動に関わっています。スーパー給食だけでなく、自分たちが作った
サツマイモや野菜を給食に提供しています。また、もち米はだいたい毎年300kg
収穫できるので、そのうちの100kgでもちつき大会を開いて、みんなでそのおもちを
味わっています。地域の方や、農家の方々のご協力がなければできないことですが、
自分たちが一から育てたものを苦労して育てて収穫した、というものを味わう、
ということが実感として、地産地消を体でわかる、ということなのだと思います。
地域のものを食べている時にこういうことが地産地消なんだよ、と言うと
「そうなんだ」「確かに」と体に良い物だな、と思ってくれるし、今朝採ってきた
小松菜やじゃがいもだったり、となるとやっぱり美味しいですよね。なので、
子どもたちはやっぱりすごく実感しています。





食べている時はもちろん、地産地消などの話になっていきますが、学習の中で、
もちろん社会科や理科の中で環境問題の話をしたり、特に高学年の場合は、
そこに裏付けされていく…「あ!今やっていることが実は地球温暖化を止める
ことに役立っているんだ」「自分たちがちょっとそれに貢献しているんだ」と、
実感する時間もあるようで、子どもたちが書く作文の中にも、そういったことが
出てきたりします。「食」ということは生きる基本なので、ただ食べるだけでは
なくて、そこに生産者とのつながりや自分たちが作る、ということもありますし、
子どもが生産の自分の喜びや苦労を体験したものが給食となって食べていく、
現れていく、というのがやっぱり大事だと思うので、年に1回でいろんな方が
関わるので大変な話なのですが、やっぱり続けていけたらいいな、と思っています。






…と、お話してくださいました!







2017年7月31日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「エコステーション」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、港北区で市民活動をしている
熊野の森もろおかスタイル 肥後貴美子さん が登場!!

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今日は、体験を通じた環境活動について伺います。




東日本大震災と福島第一原発事故を教訓にしています。地域でどんなことができるかを
考えるため、2013年5月から「自然エネルギーの普及と自然と寄り添うことの心地よさ」
をテーマに活動しています。最初の頃は、「自然エネルギーの勉強会」として、
講師を呼んだり、意見交換をする場を作っていたのですが、「エネルギー」とか
「地球温暖化」と言っても、興味を持つ人は限られていて、室内での勉強会には
限界を感じるようになりました。アタマでっかちだった部分もあったと思います。
とにかく、「人が集まらなければ、何のためにやっているのかわからない!」し、
自分たちでも行き詰ってしまいます。それで、どうやったら興味を持ってもらえるか
考えた挙句、ソーラークッカーという太陽の光で調理するものがあるのですが、
これでお湯を沸かして、青空茶会をやってみたんですね。そうすると、「えーこれ何?」
「これで本当にお湯が湧くの?」と、みんなびっくりして面白がってくれるんです。
実際外でコーヒーを飲んだり、ピザを焼いたりして食べると、とても美味しいし
「太陽の恵みだねー」と自然に実感できます。これが、今の活動の原点です。
その後、「エコストーブde朝ご飯プロジェクト」の方たちと出会って、エコストーブを
作るワークショップをしたり、そのエコストーブで炊いたご飯を一緒に食べる
「朝ごはん会」で、地域の人たちとコミュニケーションをとれる場ができていって、
それが活動の中心になっていきました。実際、朝ごはん会は、本当に楽しいです。
みんなで薪を入れて火の番をしながら、おしゃべりしたり、持ち寄りおかずでワイワイ
食べています。参加した人は、「これは防災に役立つわね」「うちにもエコストーブ
1台欲しいわ」と言ってもらうことも嬉しくて、「ね!絶対いいよね!!」と
答えています。その活動と並行して、今の地主さんから借りている畑があって、さらに
地元に密着した普段の活動から、滲み出るものをテーマにしようと思い立ち横浜市の
「まち普請事業」に、今までやってきたことをまとめた「農・食・環(境)」を体験する
「もろおかエコステーション」として提案しました。




今の世の中って、「環境と食べるものがつながっている」ってことが感じにくいと
思うんですね。でも畑の管理を始めると、畑のことが気になってしょうがない。
ついつい畑に足を運んでしまうし、天気も気になります。どうやったら美味しい野菜が
できるか、土や水のことを考えたり、できるだけ自分たちで作った野菜を大事に
食べていきたいと自然に思うようになってきます。そういう体験を通じて、
コミュニティが生まれたり、地域の自然を大事にしたいな、と感じてもらえたら
いいなと思います。このエコステーションは一つのモデルです。空き地を利用して、
こんなふうに楽しい交流の場、または防災体験の場があちこちに生まれていければ
いいなあと考えています。やっぱり農作業をしてからみんなで集まって、
お茶を飲んだり、取れたものをソーラークッカーで調理して食べると、みんなの笑顔が
とっても気持ちよさそうでいいんですね。常に課題や考えなければならないことは、
たくさんありますが、無理してまでやらなければならないことはないし、持続可能な
エネルギーの話をする前に、持続可能な人間関係を作らなければ、長続きしないと思う。
まだはじまったばかりですが、時間をかけて、地域の人たちに理解してもらいたい
と考えています。




カーボン・オフセットの考え方を、もう少し理解してもらえるように取り組んでいきたい
と思っています。CO2は、目に見えないし、匂いもしません。減らすには、まず
「省エネ」「できるだけ環境に負荷を与えない自然エネルギーを選ぶ」
「生ゴミを減らす」などできることから取り組んでもらい、電気やガスを使いすぎたと
思ったら「地産地消のものを買う」「緑を植える」など、出してしまったCO2を相殺する
でもいいから気付いて欲しいな、と思います。
一人ずつ違う場所で過ごしたり食事するより、集まって行動する方がエネルギーを
使わなくて済みます。「カーボン・オフセットのために、一緒にご飯食べよう!」
みたいな。ちょっと強引ですが、食べること生活することの全ては地球環境に深い関係が
あるんだということを伝えていきたいと思います。私は、緑や畑の残るこの地域がとても
好きで、ずっとこの環境が残って欲しいと思っています。明るくて楽しい人のつながりが
できて、環境や防災のことを意識できる人が増えていけば、きっと次のミラクルが起きて
ハッピーでワクワクする毎日が過ごせるんじゃないかなと期待しています。






…と、お話してくださいました!











2017年7月24日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「打ち水」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、JR鶴見駅西口から続く「TOYOOKA」のアーチが目印の商店街、
豊岡商店街の理事 滝沢昭一さん が登場!!

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毎年開催されている打ち水イベントについてうかがいます。 



「地球を冷ませ、2017 in 豊岡」
豊岡通りをバリアフリー化した時に夏の暑さをしのぐイベントとして打ち水を
計画しました。その時、ただ水をまいても仕方ないので、浴衣姿の女性を大勢
集めてやりたいと思ったが、自前の浴衣で参加してくれる人は少ないだろうと考えて、
浴衣と帯は無償で差し上げるのでボランティアとして参加する女性を集めたら道は
開けると考えました。その時は90着配りました。アイディアとして浮かんだのは
商店街の副理事にかなえさんという呉服屋さんが協力してくれたことで、成立しました。
毎年ただでお配りしています。それにつられて学生さんたちや女性たちが群がって募集を
かけてくれる状況ですね。正直いうと、今一般公募の方が受付できないような状況ですね。
商店街の方、橘学苑の方、鶴見大学の方、そこが最優先で入ってくるような形ですね。



女性の人数は、昨年は94名で打ち水をしました。スタッフは、それを80名くらいで
支えました。今年は7月30日11時から開催します、駅前の西口モール豊岡通りを中心に
水まきをします。まず最初に鶴見公会堂のホールで、横浜市消防局の音楽隊と橘学苑の
吹奏楽部の演奏を予定しています。そして西口モールの広場では地元の橘学苑と鶴見大学
の学生さん、地元企業や環境関連の団体に手伝っていただいて、子供たちが遊べるゲームや、
太陽光を利用したソーラーカーや、ソーラーカーの工作教室を用意したり、また、協定を
結んでいる石川県輪島物産の販売、かき氷やポップコーンの提供や、オリジナルうちわの
配布もする予定です。実際に打ち水を行うのは、午後3時より豊岡通りで浴衣姿の女性が
打水をします。





皆でやれば、ちょっとしたことで夏の暑さも、しのぎやすくなることを知ってほしいと
思って、イベントを考えております。おうちに帰っても、家の庭や玄関先で打ち水をして
温度を下げたい、という声もあります。この打ち水は継続して、できる限り続けて
いきたいな、というのはみんなで話し合いをしています。やはりこういう時代なので、
近隣の方たちとのつながりを深めていきたいな、という風に考えています。






…と、お話してくださいました!







2017年7月17日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「絵日記の中の横浜」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、横浜市資源リサイクル事業協同組合で、
新しく理事長に就任された 宗村隆寛さん が登場!!

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私たち市民にとって、リサイクル組合との接点というと「環境絵日記」だと思うのですが、
ちょうど今頃、子供たちは、すごいアイデアを絵日記に仕上げているのでしょうね。
そうですね、環境絵日記は、「読む」「描く」「体験する」といった3つの中の「描く」
の活動です。2000年に始まった環境絵日記は、今年で18年目を迎えます。初年度に
6年生だったお子さんが30歳になっている計算になります。もしかしたらそろそろ
「お父さん(お母さん)も小学生の時に環境絵日記を描いたよ!」というお子さんが
現れるかもしれません。そう思うと、市民の皆様に受け入れられている息のながい活動だと
感じています。当初始めたころは40校で1000作品だったんです。先方にも認知されて
いませんでしたから、我々理事が小学校の環境担当の先生たちに電話して、でも、向こうも
全然ピンときていないので、最初から説明して、ぜひ応募していただけませんか?というのが
始まりだったんです。それがもう去年は21000作品ですから。257校の参加です。今では
先生方が夏休みの課題にもしてくれるようになって、受け入れてもらっているんだな、
ということを改めて感じていますね。



やっぱりそうやって子どもたちが環境絵日記をおうちで頑張って描いていると、
それを見守る家族の
みなさんも、感覚が変わってくるでしょうね。
そうですね。私が言うのも何なのですが、環境絵日記の一番いいところは「夏休みの期間に
環境問題を家族で考える」ことだと思います。お父さん、お母さんだけでなく兄弟や、
おじいちゃん、おばあちゃん、みんなで環境問題を考えることが出来れば、少しずつかも
しれませんが、問題解決の道が見えてくるんじゃないかと思っています。




子供たちが環境絵日記に参加することで、どんな将来につなげてほしいですか?
子どもたちが自分たちの住む横浜の未来を思い浮かべることによって、自然を大切にする心、
横浜には里山、里海、場合によっては川のあるところもあります。そして、この港周辺の
エリアは、日本を代表する観光地で、この横浜の街を愛して次の世代に引き継いで、守り
発展していくことに子どもたちに夢を持ってつなげてもらえればと思っています。
本当にそういう風になっていくと、私たち大人としてもどんどん応援して、頼むね!
でもその前に
私たちがちゃんとしていくからね!という気にもなりますからね。
では最後に新理事長・宗村さん、
今後の抱負をお願いします。
月並みなのですが、市民のみなさま、企業のみなさま、子どもたち、そして行政のみなさまと
共に、この横浜の街のために今後も頑張っていきたいと思います。宜しくお願い致します。







…と、お話してくださいました!










2017年7月10日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「絵日記の中の横浜」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、横浜市資源リサイクル事業協同組合で、
新しく理事長に就任された 宗村隆寛さん が登場!!

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まずは、組合の活動について、新理事長からお願いします。
横浜市資源リサイクル事業協同組合は、横浜市内のリサイクル事業者121社が
集まった協同組合です。組合員の取り扱う資源は、紙、金属、ガラス、布などで、
リサイクルという言葉がない頃から廃品回収業を営んでいた方々が集まっています。
私たちは「環境に配慮をする行動に誰もが気軽に参加できる街リサイクルデザイン
タウン」の実現を目指しています。具体的な活動として「読む・描く・体験する」
という3つの活動を行っています。例えば「読む」は3か月に1回発行している
「リサイクルデザイン」というリサイクル情報誌です。横浜市民の皆様に、
リサイクルの仕組みを知ってもらい、毎日の生活にかかせない
3R(リデュース・リユース・リサイクル)の考え方を広めることを目的と
しています。現在はだいたい毎月5万部。この4月で267号になりました。
毎号参加してくださっているみなさんがまさに表紙を飾っているんですね。
私の手元には267号となる春の4月号があるのですが、みなさん良い笑顔
ですね。特集は、「ゴミと資源物の分別、どこがわからないの?」
ということで…このあたりのわかっているようでわかっていない部分に
着目されているのも、読み応えがありますよね。

人口370万都市の横浜での「資源リサイクル」、
どんな課題があるのでしょうか?

横浜市のごみと資源の分別は10分別15種類あります。これだけあると市民の
皆様から「どうして分ける必要があるの?」というような質問をいただいたり
します。先ほど紹介したリサイクルデザインでも発信しているのですが、
必要に応じては、「体験する」の出前講師を派遣しています。出前講師では
「資源とごみの分別体験」を行っていて、12種類のボックス(缶・びん・
ペットボトルが一緒のボックス)に資源とごみを分けて入れてもらい、
ひとつずつ「どうして分けているのか」を説明しています。この6月には
ベトナム・ダナン市職員の方々を対象にした研修会で実演し、「ダナン市内で
行われるフェスティバルなど、市民が多く集まる場で分別啓発の際に参考したい」
と言っていただけました。
ダナン市では、それまではゴミの分別はそこまでこだわっては
いなかったのでしょうか?

そうみたいですね。市の環境事業局の局長が去年から今年にかけて視察に
行かれて、我々事業者を共に連れて行って、向こう(現地)で何とかしよう、
ということらしいです。
このあたりにも環境未来都市として海外にも認知されている、
ということでしょうね。

そうですね。先進的な取り組みとして。
こうやって横浜を発信地として、どんどん広がっていってほしいですよね。




まず、着手したいのは何でしょうか?
やはり市民の皆様にとって資源の分別は日々行うことなので、どうしても関心が
高いです。私たちリサイクル事業者にとって、資源は商品ですから、資源を分別
していただく市民の方は、言い換えれば「資源の生産者」となるのです。
ですから、誰もがリサイクルに気軽に参加できる仕組みを作ることが最優先だと
考えています。そのためには、市民の皆様にリサイクルの仕組みを知って、
納得してもらい、実際に行動していただくことがたいせつです。市民の皆様が
資源を分けていただければ、あとは、リサイクルのプロフェッショナルである
私たちリサイクル組合のメンバーが、きちんと資源を循環させていきます。
どうしたら皆様のご協力を得られるのか、これが私たちの最大の課題です。

…と、お話してくださいました!







2017年7月 3日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「先進エコタウン」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、リストデベロップメント株式会社
事業企画部 次長 相澤毅さん
開発事業部 商品開発・販売戦略課 田邊千香子さんが登場!!

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リストグループは現在戸塚区で先進エコタウン
「リストガーデン nococo-town」を販売しています。
こちらは国土交通省の省エネルギ―性能指標BELS5つ星を
取得しているんですが、具体的にBELSとはどんなものなのでしょうか?


これは建築物の一時エネルギー消費量を計算し表示する、というものなのですが、
これだけだと分かりづらいので、身近なところで分かりやすくいうと、車の燃費や
家電を買う時の省エネ表示に似ているものだと考えていただければ良いと思います。
つまり星の数が多いほど住宅の燃費が良い、ということになります。



私たちが従来展開していた戸建て住宅は、設計一時エネルギー消費量の
削減率が10%強だったのに対して、今回のnococo-townでは31%の削減率を
達成しています。光熱費などにはまだ換算できないのですが、単純に考えて、
エアコンをつけなくて良い時間が多くなるということで、光熱費が抑えられる、
という見方ができます。



ご来場いただくまでは、あまり意識を持っていないようですが、実際お住まいに
なって体感されると、意識し始める、という傾向はあるようです。とはいえ、
光熱費など身近な話題として入りやすい、というところもあるようです。
そういう意味では、エアコンを使わなくて良い、というのは直結していいのかも
しれません。冬に空気が乾燥しない、という点では健康上も大きくメリットが
あると感じていただけるようです。これからもエコハウスを基本とした家づくり
・街づくりを推奨していくことはもちろんのこと、郊外立地をはじめとした
地域の活性化を担える街づくりを進めていこうと考えています。




…と、お話してくださいました!








2017年6月26日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「先進エコタウン」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、リストデベロップメント株式会社
事業企画部 次長 相澤毅さん
開発事業部 商品開発・販売戦略課 田邊千香子さんが登場!!

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リストグループは現在戸塚区で先進エコタウン
「リストガーデン nococo-town」を販売しています。
コンセプトは「地の縁、人の縁。所縁が生まれる街。」
どんな街が生まれるのでしょうか?



基本的には、地域とお住まいの方が元気になる企画を通して、企業として
役立つものに積極的に取り組んでいます。具体的には、横浜市内で創業し
4つの支店があることや地元の球団である横浜DeNAベイスターズの
ユニフォームに12年前からスポンサーを継続していること、また野球・
サッカー観戦などでのゴミ拾いのイベントを年間50回近く、主催しています。



そもそも日本の住宅は海外の住宅に比べて、簡素過ぎる傾向があります。
つまり、夏は暑く、冬は寒い、という住まいに我慢して住んでいる。私たちが
分譲する一戸建てブランドのスローガンは「ずっとそこにいたくなる」。
この言葉が示すものは、住まいが快適で健やかに暮らせるものであるべき、
という普遍的なものを満たしていく、ということ。これを追及していくと、
省エネやエコに自然に結びついていた、というわけです。



まず環境性能として、BELS(ベルス)という認証制度の最高ランク5つ星全棟で
取得をしていきます。これは日本初の取り組みで、つまりは全棟がエコハウス
ということです。さらにこの環境性能を下支えするパッシブデザインというものを
採用し、緑豊かな街並みを形成していきます。2つ目に、インテリジェントホーム
というIoTコンテンツサービスを全棟に標準搭載していきます。これはカメラや
赤外線センサー、家電コントローラーなどのデバイス機器と専用アプリの連動
により暮らしの見守りをしやすくする、というサービスになります。





…と、お話してくださいました!




nococo-townは、「農」「所縁のある場所で」「ECO」という
3つのテーマから名づけられていて、入居者が利用できる農園
「nococoファーム」もあるそうです。





2017年6月19日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「フィルムフェスティバル」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、先週に引き続き、
みなとみらいにあるショートフィルム専門映画館
ブリリア ショートショート シアターの副支配人青目健さんが登場!!

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アメリカのアカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」について伺います。


先週の6月17日に、「FutureCityYokohama Award」の授与式が
行われましたが、どんな感じだったのでしょうか?
今年の授賞式では、メキシコの女性監督Maribel Suarez監督の
『不思議な穴/A Hole』が、子供に向けたシンプルなメッセージを、
アニメーションという手法で凝縮している点が評価され受賞となりました。
小さい女の子と、その子がお気に入りの、地面にぽっかりあいた一つの穴の物語で、
そこだけ聞くと不思議なお話なのですが、最後に心がほっこりする小さな奇跡が
起こるんです。この奇跡は、私たちが未来を次の世代に届けるうえで、とても
大切なメッセージが秘められていると思います。Suarez監督は、実は子供向けの
本のイラストレーターとしての一面も持っている方なので、本作も絵のタッチが
とても柔らかくてカワイイんです。きっとお子さんと一緒に観ても、気に入って
もらえると思います。こちらは6月23日(金)に当館で上映がございますので、
ぜひお越しください。
このショートフィルムの魅力は、やっぱり1本1本がすごく短いというところ
だと思うのですが、この
『不思議な穴』は何分の作品なのですか?
こちらは4分11秒の作品です。
そうやって聞くと、お子さんも集中して集中して見られそうな気がするのと
同時に、4分で一体どんな
奇跡が起こるんだろう?ってワクワクしますね。
そうですよね。本当に子ども目線で作られた短い作品なのですが、始まりから
終わりまで目の離せない最後にちょっと心が温かくなる、そういう物語が
詰まっているので、ぜひ、観に来ていただければと思います。
その温かい余韻でシアターを後にできそうですね。



ブリリア ショートショート シアターでは、25日までどんな予定が
組まれているのでしょうか?
映画祭の後半戦も見どころ満載ですが、注目のプログラムを3つご紹介します。
1つ目は、明日20日(火)に上映する「cinema TEC!プログラム」です。
これは、今年の映画祭テーマにもなっている映像テクニックやテクノロジーに
フォーカスしたプログラムで、『タクシードライバー』『ディパーテッド』で
知られるハリウッドの巨匠監督マーティン・スコセッシが映画を語る
『インサイド・スコセッシ』や、人気俳優斎藤工さんが主演声優を務めた
SFアニメーション『パカリアン』を上映します。
2つ目は「キッズプログラム」。こちらは小さいお子様でも楽しめる作品を
集めたプログラムなので、ぜひ親子で観てホッコリしていただきたいですね。
3つ目は「韓国・アシアナ国際短編映画祭プログラム」です。
『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』で知られる俳優ユ・ジテが参加した
アニメーション等、今年15周年を迎える韓国最大級の短編映画祭が、
ショートショートのためだけにセレクトしたスペシャルなプログラムです。
欧米の作品とはまた違ったショートフィルムの魅力をご堪能いただけると思います。
これらの上映プログラムは、電子チケットアプリ「Peatix」で
好評無料予約受付中です。ぜひ、ご予約の上、ご来館ください。




最後に、ブリリア ショートショート シアターの今後の展開などあれば、
教えてください。
まずは、6月28日(水)から、ショートショート フィルムフェスティバル
& アジア 2017で受賞した作品を特集上映する毎年人気のプログラム
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017 受賞プログラム」
が上映スタートしますので、映画祭で「見逃した~!」という方はぜひ、
ご来館ください。そして、「ブリリア ショートショート シアター」は、
ショートフィルムの専門映画館としてだけでなく、実は、若手映像作家や
クリエイターの発掘や育成の場でもあります。注目クリエイーターを迎えた
セミナーやイベントも随時開催していきますので、こちらもぜひご注目ください。



…と、お話してくださいました!



FutureCity Yokohama Awardを受賞したマリベル・スアレス監督による
『不思議な穴』。どんな作品なのか…今度の金曜日、23日に
ブリリアショートショートシアターで見ることが出来ます。


http://www.brillia-sst.jp/