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2018年7月 2日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「環境プロモーション②」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、
公益財団法人日本自然保護協会 経営企画部部長 岩橋大悟さん
株式会社ラッシュジャパン バイイングチーム 黒澤千絵実さん が登場!!

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日本自然保護協会が、
群馬県みなかみ町で取り組む「赤谷プロジェクト」をきっかけにはじまった
LUSHとつくる「環境につながるプロジェクト」について、お話を伺います。


実際にLUSHでは、どんなことをなさっているのでしょうか。
黒澤:日本自然保護協会さんと、地元の人たちで出会って話していく中で、
地元の人たちが木材を使う中で、おがくずであったり、端材が出ることを知りました。
それらは通常燃やしてしまったり、捨ててしまうものだったのですが、それらを
私たち化粧品のゲスト商品を扱っていて、そこに包装紙を使っているんですね。
なのでそういった端材やおがくずを包装紙の原料にできないか?って考え始めました。

岩橋:自然保護のイメージと逆行するように思われるかもしれないんですけど、
木を切って森を守るみたいなことがひとつキーワードになっておりまして、いわゆる
高度成長期の時代に、日本人は成長の早い杉ですとか、ヒノキですとか、奥山にまで
植えに植えまくってしまってしまった時代がありまして、それがキチンと管理されてれば
それはいいんですけど、なかなか管理が行き届いてない森が、日本全国に広がっていて
赤谷の森にも、広がっていて、イヌワシはそういう森ではハンティングが出来ない。
翼を広げると2メートル近いので、木が密集している、いわゆる木の畑状になっている
人工林の所では、なかなかハンティングが出来なくて、それは、管理されて定期的に
切られていれば、ハンティングすることが出来るんですけども、なので我々は皆さん
からのご支援でイヌワシの為に、ハンティングできる場所を 木を切るっていう活動をして、
その木が売れれば本来は切られているんですけど、なかなか売ることが出来ないので、
切ったは良いものの、その木の使い道はどうするっていうのが、ずっと悩みでした。
その木だけではなくて、実は赤谷の森のふもとに赤と青のカスタネットの工房があって、
小学校のころには、お道具箱には、我々の世代には少なくとも一人一つ持っていた。
99パーセント以上がその赤谷の森の麓の工房で作られてるって歴史があったのですが、
今は、少子高齢化ですとか学校でも備品扱いになってることが多くてですね、
工房自体は、5年前閉じようとしてた時に、赤谷の森の材を使ってカスタネットを
作ってくれないかとっていうのがきっかけでカスタネットが出来上がったんです。
赤と青には塗らずに無垢のカスタネットが出来上がって。で、さっきの黒澤さんの話に
戻りますが、その削るカスとかはある意味無価値だったんですね。無価値なものに
もっと価値を付けていこうよっていうところも私たちの大切な活動の中で、
LUSHさん、そこに目をつけてくださって、削りカスとかを有効活用してくださって
それを考えていくと赤谷の森の自然を守ることにつながっていくペーパーなので、
イヌワシペーパーとかカスタネットペーパーという名前を付けて、ギフトボックスに
なって商品になっていますね。



どうですか?実際に販売が始まってから。
黒澤:やっぱり反響は大きくて、今まで人工林の事とか森林問題を知る機会が
無かった人って多くいると思うんです。そういった人々に向けてギフト商品を通して、
今起こっている環境課題を伝えられたってことは大きいことですし、元々ギフトって
人に贈り物をする、相手を思いやるって気持ちを表したものじゃないですか。 
そのギフトに使用する資材が森、生き物、そして地域をよりポジティブな影響を
与えられるものを調達することで、相手を思いやる気持ちと一緒に地球そして、
次世代への思いやりっていうのを、一緒に表現してギフトにしたかったので、
凄くこちらも渾身の一作というギフトにできたかなとおもいます。 

岩橋:少なくともこういう事例、自然保護とか地域づくりに繋がっていく様な
原材料調達みたいなのは、恐らく日本でも初めての事例なんじゃないかなと思っていて、
私たちとしましても、この活動・連携は、これからも力を入れていきたいと思っています。



改めて今後の展望などありましたら、教えてください。
黒澤:包装紙だけではなくて、もっと色んな範囲でこの赤谷プロジェクトに
関わっていきたいと思っているので、ひとつ始めた事が、ギフトを発売した後に
私たち化粧品も販売しているので、その化粧水の原料の水を、みなかみ町の水を使っています。

岩橋:赤谷の森の麓から湧き出している水で化粧水ができ、今、既にそういった展開も
スタートしています。

黒澤:水と一緒に豆腐も化粧品に使っています。お豆腐もやっぱり水が大事な原料に
なっていると思います。なので、みなかみ町のお豆腐屋さんから豆腐を仕入れて、商品に
使用したいと考えています。やっぱり実際に肌につける原料に赤谷の森の恵みというものを
取り入れることによって、自然保護へのアクションにより、多くに人に自分事に考えて
もらえるのではないかな、と思って、今後お豆腐を取り入れようと考えています。

岩橋:あとは、赤谷だけじゃなく、我々南三陸などでも活動しているのですが、その
南三陸でも、イヌワシを守ることにつながる木材を使って、机などの重機も意味のある
ものにしていこう、ということで、店舗の重機なども実はこういった活動から使って
いただいたりする取り組みも始まってきている。同じような形で、今赤谷から全国に
広がっている状況ですね。

これからが本当に楽しみですね!
黒澤:そうですね。私たちもただ原材料を買う、という関係だけではなく、地球環境や
社会課題に向けてひとつのパートナーとして、取り組んでいきたいと思っています。

岩橋:そうですね!原材料自体はおそらく他で買うよりも少し高く値段がつくのですが、
それでもLUSHさんはいいんだ!と言ってくださっている。ちょっと高くても、本当に
自然を守ることにつながっていて、本当に地域を守ることにつながっている、それこそに
価値があるんだ、とはっきりとLUSHさんは言ってくださっていて、それを早速こうやって
実行に移してくださっている。こういう取り組みは我々をきっかけに、やっぱり日本全国に
広がってくれればいいな、というのが我々の願いですね。

…とお話してくださいました。