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2018年6月25日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「環境プロモーション」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、
公益財団法人日本自然保護協会 経営企画部部長 岩橋大悟さん
株式会社ラッシュジャパン バイイングチーム 黒澤千絵実さん が登場!!

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黒澤さん、まずはLUSHについて教えてください。
LUSHは、入浴剤や石鹸をはじめとする化粧品の会社でして、世界49か国、
約900店舗。神奈川県にも愛甲郡の愛川町に工場がありまして、そこからは、
国内約100店舗とアジアにある店舗に向けて製造・販売を行っています。
私たちが所属するバイイングチームというのは、これらの化粧品に使用する
原料の仕入れを担当していて、商品をお客様に気持ちよく使用してもらえるように、
品質はもちろん原材料の調達先にもこだわって、どこからとれた原材料なのか、
だれが作っているのかクリアに伝えられるようになることと、これらの原材料を
買う事で地球環境や社会にどういった貢献が出来るかということを、常に
考えながら仕入れ・設計を行っている部署です。

つづいて岩橋さん、日本自然保護協会について教えてください。
日本自然保護協会は、全国に約2万5千を超える会員の方や寄付サポーターの
皆さまに支えられて活動しているNGOです。今から約70年前に尾瀬ヶ原を守る
活動から生まれたNGOです。尾瀬が戦後まもなく、水で沈めてダム開発をする
という計画が具体化した時に、尾瀬の美しい湿原は子どもたちに残すべきだと、
立ち上がった登山家の方とか研究者の人たちが立ち上げたのが、日本自然保護協会の
設立のきっかけになってます。その後、戦後の復興期や高度成長期に尾瀬だけではなく、
日本全国にいわゆる開発問題が広がって、有名な場所ですと、白神山地、小笠原、
知床、屋久島などで活動を続けてまして、なので、今いわゆる日本の景勝地で
みんなが歩いてみることが出来る場所は、ほとんど実は皆さまからご支援を得た
日本自然保護協会とか、あとは地元の人たちが活動してきて、守られた過去が。
尾瀬もそうですし、上高地もそうですし、屋久島も小笠原も全部そうなんです実は。
いま当たり前にあるものって、なかなかその大切さに気付けないですが、そんな
当たり前にあるものを、これからも当たり前に残していこうよ!ということを
ポリシーに、いまでは北は北海道から南は沖縄まで、皆さまからのお力を借りて
活動している団体です。



そんなLISHと日本自然保護協会が、どんな繋がりで関わることになったのですか?
黒澤:きっかけをお話ししますと、元々LUSHの購買の理念として、再生的な購買
をしていきたいという考えがあり、今までも持続可能なという考え方で再生紙で
あったり、インドの女性たちが作るリサイクルコットンペーパーというものを
使っていたのですが、それだけでは地球っていうのは良くならないのではないか
という事に気づいて、特に、日本が抱える森林問題について私たちが具体的な
アクションが取れないかと色々考えていた時に出会ったのが日本自然保護協会さんの
「赤谷の森プロジェクト」というプロジェクトで、そこから緊張しながら
日本自然保護協会さんに連絡を取ったのが、始まりですね。
それが去年2017年の10月ですね。

まだ1年も経っていないのですね
黒澤:そうなんです。
岩橋:ミーティングにミーティングを重ねて、一緒にLUSHさんの本社があるロンドン
にも行ったりして。海渡ってこのプロジェクトを発表する機会もいただいて、
二月には今回のきっかけになってるリリースを打って、商品を発売するという所まで
いけたので、三か月、四か月で形にして。
黒澤:そうですね。一番最初のミーティングで意気投合してしまって、
そこから凄く早かったですね。


岩橋さん。このキッカケになった「赤谷プロジェクト」というのは、
どういう事をされているのでしょうか?
岩橋:赤谷プロジェクト。漢字の「赤」と「谷」と書いて、あかやと読みます。
群馬県水上町に広がっている約1万ヘクタールの広大な森を私たちは、
プロジェクトエリアとしており、そのエリアの事を赤谷の森と呼んでいる、
そこでプロジェクトしているので「赤谷プロジェクト」と呼んでいます。
わかりやすく言うを、山を越えると苗場スキー場です。山登りが好きな人だったら、
谷川岳の仙ノ倉山っていう山があるんですが、その山のエリアは、すべて
赤谷プロジェクトのエリアでして、そこで私たちは自然を守る活動はもちろんですが、
守った自然の恵みで持続的な地域づくりにも活かしていこうよ、という
プロジェクトを行っておりまして、プロジェクトが始まってからは、
今年で15年経ちます。

我々が関わるキッカケになったのは、約30年前くらいにさかのぼり、
その赤谷の森でダムの開発計画とスキー場の開発計画が立ち上がった時に、
この森はやはり残したいと、地域の人たちが立ち上がって、そこから
日本自然保護協会も一緒に活動を始めたのがきっかけになっておりまして、
幸か不幸かバブルが弾け、開発計画が止まって。止まったら日本自然保護協会は
身を引くんですけど、守った自然をもっとよくしていこうよっていう事でですね、
そこから「赤谷プロジェクト」が始まって、今回のLUSHさんとの連携の
キーワードの一つになっているのですが、赤谷の森にはイヌワシという
絶滅危惧種が生息しています。翼を広げると2メートル以上になって、
日本最大級の猛禽類と言われていまして、一万ヘクタールという山手線の内側の
1.6倍の広さでイヌワシは、一ペアだけ住んでます。つまり2羽ですね。
逆に言うとそれぐらいの自然が合って初めて1ペアが暮らすことが出来る動物です。
いまは、全国に500羽程度しかいないと言われていまして、つまり200つがい
くらいしか 暮らし居ないと言われています。我々は、イヌワシが暮らせる森
というのはすでに科学的に「森が豊かだ」と科学的に立証されていますので、
イヌワシが暮らせる森づくりっていうのをキーワードにして、イヌワシがいる森
というのは、イヌワシをてっぺんにして、下に色んな動植物が暮らすことができる森
だと言えるので、イヌワシを守る活動などを柱にして活動にしています。



…と、お話してくださいました。