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2018年6月 6日 (水)

大きな木を見に行こう!!

今日のエシコンでピックアップしたのは…


大きな木を見に行こう!!

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「全国巨樹・巨木林の会」会長
共栄大学教育学部 特任教授としてもご活躍されている
高橋進さん にお話を伺いました。

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大きな木、巨樹とはどんな木かというと…
実は定義はないのだとか。しかし、調査の対象として
地上から130センチの高さの幹の太さが300センチ。3メートルの太さがあるもの。
つまり直径1メートルとわかりやすい数字にしただけ。
高さも大事ですが、素人には図るのが難しいので、幹周りの太さで…とされているそう。


高橋さんには、神奈川県内でおすすめの巨樹を教えてもらいました。

「湯河原町 明神のクス」
御所神社の向かいにある木 1560センチ。15メートル60センチ。
日本の一番太い木でる鹿児島県の加茂の木もクスの木。24メータ以上!
クスの木は、ショウノウの木。大きくなる。

「湯河原町 城願寺 ビャクシン いぶき」
800年以上の木。表面がゴツゴツしていて、年齢を感じさせる木。

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「山北町にある箒杉」
そして、950年以上の「茅ヶ崎 鶴嶺八幡宮のイチョウ」

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神奈川にある大きな木の特徴として、南に自生する木や北に育つ木などが、
ちょうど混ざるエリアということもあって、さまざまな大きな木があるそうです。

そんな巨樹の魅力といえば…
その木が育ってきたその歴史、人との関わり。
大きな木が一本あるだけで、森があるような感じがする。
人里にある大きな木は、地域との関わりながら、残ってきた。
里にある木は、言い伝えや名前があったする。地域の人々に愛着を持ってもらっている。
それがさらに木が長く育つ原動力になっている…



巨樹のひとつに、私たちの記憶にも残っているものとして、
2010年に倒れてしまった鎌倉の「鶴岡八幡宮の大イチョウ」があります。

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最近は、大きくなった木を倒れる前に伐採してしまう傾向があるように思えます。

巨樹の保存で大切なことや、難しいポイントは
近年では、道路の拡張、土地の分譲で伐採されるということ。
倒れる前にと切ってしまうこともありますが、その前に延命の処置もあるのではないか。
代わりに、学校などで切られてしまう予定だった桜の木を、卒業生や父兄が守った
という話、田んぼの中に巨樹が、除草剤などで弱ってきたのを街が田んぼを買い上げて
保護したという場所もあるのだそうです。

最近では大きなビルを作るときに、大きな木を植えることも。
それが人々の憩いの場になっていたりします。

これからも木陰でこどもたちが読書をするなど、
そんな風に自然と触れ合う体験をして欲しい…  とお話してくださいました。



「全国巨樹・巨木林の会」のホームページには
環境省とまとめられた「巨樹・巨木林データベース」へのリンクもあります。

また会では、大きな木の観察会や、フォーラムなどのイベント情報も
掲載されているので、ぜひ一度覗いてみてください。




「全国巨樹・巨木林の会」
http://www.kyojyu.com/

巨樹・巨木林データベース
https://kyoju.biodic.go.jp/