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2018年5月 7日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「地産地消②」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日も、先週に引き続き
一般社団法人 スマート・ウィメンズ・コミュニティ
代表理事 東みちよさん が登場!!

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スマートウィメンズコミュニティでは、さまざまな立場、視点から環境について

考えていらっしゃいますが、昔から環境に興味があったのですか?
そうですね。私が環境に最初興味をもったのは、20代の頃、バックパッカーで
アジアの国々を旅したのがきっかけでした。当時、ネパールの山や、
インドネシアの小さな島など、あちこち旅した時に、すでに森が干ばつによって
砂漠化していたり、水が枯渇したり、そのせいで子供達が貧しい暮らしを
しているのを目の当たりにして、ちょっとショックを受けました。日本にいると、
気候変動についてそれほど関心を持つこともない、豊かな生活があると思うの
ですが、地球の向こう側では、こんなことが起きているのかと考えるように
なりました。といっても、その後、しばらく仕事で忘れてはいたのですが、
8年前、離れていた横浜に戻ってきたことで、再び初心に返ったというか、
もう一度、心に留めていたことをちゃんと振り返ろう、という気持ちになって
活動を始めるようになりました。

そのころから今、活動の現状はいかがですか。
今はローフットフードの活動や、日本のお魚の水産資源管理を管理するSHUNの
お魚プロジェクトに関わったりしているのですが、共通して言えるのは、
食から地球が見えてくる、ということです。最近はとくに、強く感じるように
なりました。例えば、昨年はサンマが値上がりしましたね。あれは、温暖化の
影響で潮の変化が原因の一つと言われています。それによって旬の魚が少なく
なったり。また、コメは温暖化で小粒になって、寒暖差が小さくなることで
品質が変わったりしている、そんな現状があります。今までは、なんとなく
みんな“温暖化”っていっても自分にはあまり影響ない、と思われがちでしたが、
食卓の変化からも実感できるようになって来たと思います。



そうした活動をしていくうえで課題というものがありますよね。
こうしたことをいかにわかりやすく伝えたらいいのか?ということだと思っている。
いまだにCO2削減といっても「でもCO2って目に見えないよね」という
お子さんやママもいたりして。目に見えないものを、どうやって伝えたら
理解されるかというのは、大きな課題だと思っています。しかしCO2、そのものは
目に見えないかもしれないけど、CO2の影響は、気候変動という形で確実に
見えてきていますからね。これまでは「キッチンから考える」ことや
「商品を通じて知ってもらう」ことで、地球環境のことをより身近に感じてもらう
ようにして来ましたが、今年は、子どもや学生たちも一緒に
「どう伝えたらいいのか」を考えたいと計画しています。

その計画内容は、どんなものなのですか?
それはローフットフード、なのですが、ローフットフードは
「キッチンからCO2削減」をテーマに、食材選びや調理の工夫をすることで、
地球温暖化対策を身近に考えてもらおう、という試みなのですが、それを今度は
高校生と一緒に企画していこう、と考えております。
どちらの高校で、ですか?
それが、私の母校で「市ケ尾高校」をご存知ですか?青葉区にあるのですが、
そこの高校は、市ケ尾ユースプロジェクトなどやっていて、地域課題を
学生主体でいろいろと取り組んできています。その実力を今年も活かして
いただいて、一緒に職から地球のこと、地球環境のことまで考えていきたいと
思っています。その校長先生がとても理解ある方で、ローフットフードを
グローバル教育を兼ねた特別教育活動として応援してくださっています。
高校生などの視点を加えることで、もっとわかりやすく地域の方やお子さんや
家庭にも広まっていけたらと思っています。高校もそうですが、やっぱり
横浜の街自体も緑豊かでいろんな資源があるので、人と自然とそうした
繋がりがどんどんうまく広げていけたらいいなと思います。


最後に、東さんご自身は、どのような展望をお持ちですか?
団体を立ち上げてからずっと、持続可能なこれからについて、女性の視点が
欠かせないと考えて続けてきましたが、それは今後も変わらず続けていく
予定です。ただ、課題解決のためには、私一人が頑張るのではなく、
同じ目的を持った仲間や、いろんな人たちが、また目標を持って動き出す
ことでもっと効果的に地域課題というものがまとまっていくのかな、と
思っています。玄米ご飯PAN&Goの活動でいうと、応援してくれた女性たちも、
その後それぞれが、新しい事業を立ち上げたり「私も、何か開発に挑戦したい」
と言ってくれたり。変化が起きています。これは、女性が開発した商品として
「神奈川県のなでしこブランド2018」にも認定されたのですが、やっぱり
女性の力ってすごいな、と思っていて。共感力や広げる力など、そういった
女性の力を私自身も応援していけたら、と思っています。こういうの、
ビジネスではエコシステム、っていうのでしょうか。みんなの想いの“生態系”が
横浜で育っていったらいいな、と思っています。





…と、お話してくださいました!




スマート・ウィメンズ・コミュニティ
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たねまるしぇ PAN&Go
http://pan-go.smart-womens.org