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2018年5月 2日 (水)

失敗で、気持ちをSwitch!

水曜日限定コーナー「Switch!」shine
あなたの“心”や“カラダ”をスイッチしてくれるヒントを、
一緒にゲットしていきましょう!


5月のSwitch!アドバイザーは…

作家 大野正人さんbookpencil

論理的かつ深い視点から、誰にでもわかりやすい表現で執筆する大野さんが
これまでに携わった書籍の累計売上は300万部を超えます。

そんな大野さんが先週!発売されたのが、

『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!

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簡単にいってしまえば、偉人の失敗を紹介する本なのですが、
今回は偉人たちの失敗と、その失敗をどう克服したのか、
そしてその失敗から今の私たちが学べることまでを書いてみました。


最近は、失敗を恐れる風潮は強くなったと思う。
何かに挑戦するということは、必ず失敗の影がつきまとうので、
失敗を恐れると挑戦もしづらくなる。さらに言うと、失敗を怖がっていると、
普段から頭をのびのび動かせなくなってしまう。
企画というのは日常の発見から生まれることが多いものですから、
挑戦できずに頭ものびのびと動かせないと、面白いものがなかなか
生まれなくなってしまう。どうせ生きているなら面白いものに囲まれたい。
なので、子どものうちから、
どうせ人間は生きていたって絶対に失敗するので、
失敗というものに対して、怖がらなくていいんだよ、
ということを教えてあげたら、もっと面白くなるのではないか、
と思ったのがきっかけです。



今日は!二宮金次郎の失敗についてご紹介!!
二宮金次郎というと、薪を背負って本を読んでいるあの銅像が有名に
なりすぎて、実際に何をした人なのか、というのはあまり知られていない
と思うのですが、彼の仕事は農村を復興させることだった。何年もかけて
いろんな村を復興してきて、その金次郎の復興をお手本にして、救われた村も
たくさんあって、全部で600以上の村を救ったという経歴を持つすごい人なんです。

しかし…
そんな金次郎にも、失敗がありました!? 今日の偉人スイッチは…

アチャ~~~【にげ出す】失敗

最初に復興を手掛けた村でのお話。金次郎の言う事を村の全員が納得して
聞いていたわけではない。金次郎はもともと農家の出身だったので、
武士の一部からは「農民のくせにでしゃばりやがって!」という声も多く、
その武士の声に乗っかった農民が全然働かなくなってしまった。それで、
その働くなってしまった人たちの所為で復興はどんどん遅れてしまった。

復興は進まないし、反対の声はうるさいし…金次郎は追い込まれて
「えぇぇぇえええい!!」と村から逃げてしまった。

金次郎は逃げだしたあと、修行の旅に出ることにした。
断食をしながら、いったい何を間違ってしまったのか、何が悪かったのか、
ということを考えた。その結果、
「本当も悪人という者はいない。もし自分がその武士を悪いと思ったら、
その気持ちが相手にも伝わって悪になってしまうんだ」ということに気付いた。

結局人間というのは、本当の心からの悪人というのはいなくて、
何か気に食わないことがあるから、悪人だと思った、悪口を言われた、
自分も悪人だと思った。そういったやりとりの中で、悪いものが生まれてきて
しまう。それを捨て去れば復興もうまくいくのではないか…ということで、
村に戻ってきて再び復興に専念したら見事成功したわけです。

ここから何がわかるかというと、結局「逃げてもいい」ということ。
つらいことがあったらその場にとどまって余計につらい思いを抱えて
どうしようもなくなってしまう、という人もいると思います。

もう本当につらかったら逃げてください。

でもただ逃げるだけではなくて、その後どうすればいいか。
それこそ金次郎のように、どうすれば次成功するのか、
同じ失敗を繰り返さないのか、同じ失敗をしないために行動できるのか、
そういうことができるという確信をもつ!

それくらいまで考えられたら、嫌なことがあったら逃げてもいいと思う。
大事なのは、逃げだした後にどうするか、
それができれば、全然逃げても大丈夫です。
特に、これは覚えておいた方がいいことだと思いますね。




もっといろんな偉人の失敗について楽しく知りたい!と思ったみなさん、
大野正人さんの本、

『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!

現在「文響社」から発売中です。
お子さんと一緒に読めるように、すべての漢字にふりがな付き!
失敗エピソードだけにとどまらず、子どもによくある失敗の直し方、
子どもを勇気づけるための「心の教え」も掲載された、
読めば勇気がわいてくる、新しい心の教科書です。


http://bunkyosha.com/book/all/1642/