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2018年2月14日 (水)

手づくり料理で、海外旅行へSwitch!

水曜日限定コーナー「Switch!」shine
あなたの“心”や“カラダ”をスイッチしてくれるヒントを、
一緒にゲットしていきましょう!


2月のSwitch!アドバイザーは…
世界を旅するシェフ 本山尚義さんrestaurantshine

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ホテルの料理長を経験したのち、
各国を巡りながら料理を教わる「旅するシェフ」となり、
現在は世界の味を家庭で楽しめるレトルトにして販売する
「世界のごちそう博物館」を主宰されています。



そんな本山さんが昨年12月に
クラウドファンディングによって出版された本が
世界全196ヵ国の料理がすべて載っているレシピ本!
『全196ヵ国 おうちでつくれる世界のレシピ』

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そんな本山さんは、大人気だった、世界の料理が食べられる
神戸のレストラン「パレルモ」をおととし、閉めてしまいました。

ブーイングというか…なぜ突然やめるのかって。3カ月前の告知だったの
ですが、その3カ月は予約も取れずキャンセル待ちの方もたくさんいて、
いまだに「パレルモ」のようなお店は何処に行ってない、と言ってもらっています。
今はレトルトの製造・販売をしています。今は50種類ほどあり、食べやすい食材
のシリーズと、変わったお肉を使った珍食材シリーズ…ワニのココナッツや
ラクダやカンガルー、変わったところではヒツジの脳みそ、アカミミガメ、
ピラルクなどがあります。それは、海外の人はこんなものも食べるんだ!と
海外に興味を持ってもらうひとつの方法かな、と思っています。

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1つは、思いをたくさんの人に伝えたい。
もう1つは、飲食店をしている時にすごいロスが出た。
最初17年前にお店をしていた頃はだいたい随時30か国のものが食べられる、
というような、これにしか使わない食材もあり、ロスが出ていた。
だけれども、そういったものをどんどんなくして減らして極力ロスがないように
していたのですが、やっぱり雨が降ったり台風が来たりでロスになったり、
ということもあったので、いくら頑張っても難しいな、ということがあった。
すごいそれが、自分が飢餓の支援や難民の支援をしているのに、フードロスを
出している自分がすごい嫌で。レトルトを作る時は、必要な食材だけ買ってきて、
それをレトルトにするので、本当に1人前200グラムに足りないその分量が余って
しまったりするのですが、それは自分でも食べて消費できるので、
そういったことも、とても大きな理由でした。



レトルトの種類も、「世界のごちそう」をはじめ、珍食材シリーズや、
旅めしシリーズ、海外のお客様から人気の「日本のごちそうシリーズ」など。

中には、支援になるレトルトもあるんだそうです。



支援となるのが、難民の支援と、飢餓の支援があります。
飢餓の多い地方の料理、難民の方の多い地方の料理を、一袋650円、
そのうちの20円を難民支援協会やTABLE FOR TWOに寄付をさせて
いただいています。ただその難民が、例えば今日本に来ていて難民申請が
通らない時に公園に寝泊まりしたりしている状態。やっぱり難民支援協会の方が
難民は大変だ、と呼びかけても、なかなか自分事にできない。そういう時に
難民の方の国の料理を食べてもっと自分たちが“こういう料理を食べている方が
今大変な状態なんだ”という事をもっと自分事に近く感じてもらえるように、
その国の料理を食べてそのうちの20円を、という方が、本当に気持ちが入った
20円が寄付されるかな、と思ってそうしています。

「世界のごちそう博物館」では、この他にも、
「食べて知るシリーズ」として、難民問題や、差別問題、飢餓問題と、
世界の食を通して、私たちに知るチャンスを作ってくれています。


そんな本山シェフが、悩み抜いて書き上げた本が、
『全196ヵ国 おうちでつくれる世界のレシピ』!!
今日のスイッチは…

旨みのパンチ!ミクロネシアの“チキンアドボ”!!

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レシピとしては、しょうゆ、日本酒、お酢を鶏肉で絡めて漬け込んで、
その煮汁ごと火をつけて煮るだけの料理です。すごい簡単だけれども
味がしっかり浸みて、お酢が入っているのですごく柔らかくなって
ごはんに合う一品です。

旨みが凝縮された感じがするので、おそらく鶏肉の煮汁や出汁がしょうゆに
出たような感じ。また、黒胡椒があるので、それと一緒にポイントになって
います。少しにんにくや黒胡椒が入っているので、やはりちょっと異国っぽい
感じがします。これはミクロネシアの料理で出しているのですが、フィリピン
の地方でも食べられて、僕はそのフィリピンのお母さんにも教わって。
ミクロネシアの人にも作り方を聞いたのですがほとんど同じで、フィリピンの
お母さんに教えてもらった時に「本当に簡単なのですぐに終わるよ!」と
言われたのですが、本当に一瞬で終わって「え!?もう終わり!?」とビックリ
したのですが、実際食べるととても美味しくて、レストランをしていた時にも、
とても人気のあったメニューです。



ところで、おいしい世界の料理を手掛ける本山さんのもとには、
全国各地から、料理を教えてほしいとやってくる方も多いんだそうです。
そんな人たちに、お客さんが世界の料理を食べにくる目的について、
本山さんは、こう話しているそうです。


世界の料理を作れるシェフがいるから、ということだけではない。
世界の料理に付随する歴史や文化の事を聞きたかったり、なんでこの料理を
向こうの人は食べているの?なんでこういった味付けになったの?
こういう所を注意して作っているなど、そういった話を聞きたいわけであって、
世界の料理が作れたらいいわけではない。やっぱり人間がこの世界に居て、
その人たちがそれぞれ違うものを食べているところを感じてもらわなければ
いけないので、やはり風土や時には政治や問題というのも伝えていかなければ
ならないし、それをお客さんや学生が「自分にはもしかしたら解決できる
かもしれない」という気持ちになってくれたら一番良い事であって、
そういう知識量というには普通のレストランをする以上に持っておかなければ
ならない。だから世界のいっぱいあるこの料理を作れる、というだけでは、
お店に来ているお客さんもそれで美味しい・まずいというのはそれだけでは
ないと思う。例えば、食べて美味しくなかったら「なんでこんな物を
食べているのか」とこちらが話してあげると、なるほどね!とそれまでまずいと
思っていたものが、そこまでまずく感じなかったりだとか…
それを伝えることも大事だと思う。



もっと詳しく知りたい!おうちで世界の料理を作ってみたい!というみなさん!
現在、 ライツ社 から発売中の本山尚義シェフの本、
『全196ヵ国 おうちでつくれる世界のレシピ』

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ぜひ、手に取ってみてください。
各国のレシピが美味しそうな写真と一緒にフルカラーで納められています。
ジャンル別、シーン別、地図から料理を探すこともできる1冊です!

世界のごちそう博物館
https://www.palermo.jp/