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2017年11月20日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「海洋工学」

毎週月曜日は「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、東京海洋大学 教授の刑部真弘先生 が登場!!

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「エネルギー」について、伺います。



刑部先生といえば、培養のスペシャリスト。
私はブルーカーボンの講座などで海の持つ可能性について先生に教えて
いただいたのですが、改めまして、刑部先生のご専門は?
実は「エネルギー」なんです。2002年くらいにスマート研究会を立ち上げ
再生可能エネルギーをどうやって使ったらいいのか、ということから始めました。
最近ではどんな研究をされているのですか?
最近は「温泉発電」というのを研究している。温泉というのは、
85度くらいのお湯が出る。でも、我々が入る時にはちょっと熱いと感じる
45度くらいにまで冷やしている。その冷やした熱を川に捨てている事が多い。
もったいないですよね。その熱をいただき発電をしちゃおう!ということを
今研究している。
その熱をいただいちゃおう!というのは、
何か専門の機械なようなものを使うのですか?

タービン、という特殊な機械を使って、電気に変える。電気に変えると電気に
エネルギーが変わるのでそちらに力を使うので、お湯の温度が下がる。なので
結局川に捨てる熱が少なくなる。すごく効率が良く、川の温度が下がると、
鮎が帰ってきてくれる。温かいと鮎は帰ってこないんです。だから、電気にして
あげる事によって川の温度も下げられる。温泉発電の良いところが、やっぱり
温泉がある、ということが魅力で、それがひとつの研究動機にもなっているの
ですが…温泉っていいですよね。しかも発電もできたらもっといいな、
ということで、温泉発電というのを、少し、最近研究しています。



これが日本が誇るエネルギーとして世に出るまでには、
どれくらい時間がかかりそうですか?

結局まだ開発段階なものですから、お金が少し高い。これがもっと安くなれば
もっと出てくるのではないかなと…大きな発電所6~7基分が、たぶん小さいけれど
たくさん集まれば発電できると私は思っています。
神奈川県内にも良い温泉いっぱいありますからね。
そうですよね。温泉で我々は癒されますけれど、同時に電気も作って自然の
エネルギーで癒されるともっと癒される!かもしれないですね。


以前ブルーカーボンの講座の中で確か刑部先生が仰っていたと思うのですが、
「水中ロボット」については、最近いかがですか?
もう10年くらい前から水中ロボットに魚をケアしてもらう、という研究を
始めて、実際に今、そのようなロボットができました。
その水中ロボットがなぜ魚を飼うのかというと、水中ロボットにスイッチが
ついていて、魚が偶然そのスイッチを押すと、エサが出てくる。そうすると、
魚はそのロボットのことを信頼できる。我々もそうかもしれないですね。
ちょっとおやつをもらえるとその人いい人だな、て思う時ありますよね。
それと一緒で魚が水中ロボットについていく。実際に100匹くらいの鯛が
ついていく映像も撮っています。
すごいですね。そういう風に学ぶんですね。
そうですね。実際の養殖場にも、スイッチを押すと餌が出てくる
水中ロボットを使っている水産会社等、あります。そうすると無理やり餌を
あげるとやっぱり結構なストレスで、魚の中のストレス指標のような数値も
上がるのだそうです。ところが自分で食べるとストレスが下がる、
病気にならない!そんな報告も聞いています。








…と、お話してくださいました!