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2017年5月 8日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「地域活性化と環境問題②」

毎週月曜日にお引越し、「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、先週に引き続き、
教育政策アドバイザーとして高校の魅力化に取り組んでいる
株式会社 Prima Pinguinoの代表取締役 藤岡慎二さんが登場!!

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「スモールスクール」という考え方を実現していきたいと思っている。
生徒が少なくなってきている理由から、高校が統廃合されていく。
これは、生徒が少ない事は良くない事だ、生徒が多いと良い教育ができる、
という考え方から生まれる。ただ、300人全校生徒がいても、全員と会わない。
100人くらいの高校で、でもいい教育ができる、というような考え方を
広めていくべきだと思っていて、そうすると地方の高校がつぶれずに済む。
そうするとその地域から人も出て行かないし、地域のリーダーや地域の担い手が
育っていくと思うんです。小さいのにいい教育ができる「スモールスクール」
というのを、海外にはあるんですが、日本でも作っていきたいなと思っています。





例えば、里山。人間と自然が一緒に何百年もかけて作られてきた田園風景で、
そこから持続的にお米、野菜など自然から恵を受ける。人がいないと里山は
維持されない。もしも学校がなくなって人が出て行ってしまうと、里山は
荒れ放題になっていまって、結局自然に返ってしまう。そうすると、持続的に
食を生み出す形ではなくなってしまう。人と自然が共生するからこそある風景が
なくなってしまう。それは日本全体でマイナスになっています。なので、
その地域に人を居つかせる、居てもらうためにも、学校って大事と思っていて、
そこは環境問題と高校の魅力がつながるところではないかな、と思います。
その地域の自然を住むことによって自然と共生しながら持続的な形を
作っていくために学校は必要かなと思いますね。




当事者意識だと思う。やっぱり自然環境問題というと、やはり酸性雨だとか
温暖化とか、あんまり自分に関係がない、という風に思ってしまう。なので、
当事者意識を持つことが大事だと思っています。ただそれをどう持つのか、
というところが課題になってくると思うのですが、今僕ら実際に高校でも
カリキュラムを行っているのですが、地域の課題を突き詰めて探究して考えて
行こうという授業がある。そうすると結構環境問題に行きつくこともあるんです。
なので、自分には関係ないと思っていたこの問題が、実は自分に関係があり、
かつそれは環境問題に関わっているという風になると、これは自分事なんだ、
となるんです。例えば、沖縄県の久米島では赤土がどんどん流出してしまっている。
普通は子どもはそれで何?となってしまうのですが、これによって観光が打撃を
受けてしまうと、観光業をしている家の子どもたちは、あ!お客さんたちが
少なくなっちゃうよね!と問題につながるわけで、自分と環境問題のつながり、
というのを高校生が普通はやらない地域の課題を突き詰めて考えていく作業によって、
認識していって自分事化していくのかな、とは思っていますね。

…と、お話してくださいました!