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2017年4月17日 (月)

YES! For You 今回のテーマ「コミュニティデザイン」

毎週月曜日にお引越し、「YES! for you」。
環境未来都市・横浜から「素敵な生活」を実現するためのヒントを発信していきます。

今日は、コミュニティデザイナーとして地域の活性化に取り組む
studio-L代表の山崎亮さんが登場!!

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コミュニティデザイナーというのは、地域の人たちが抱えている課題を、
地域の人たち自身が解決していく事を、支援していく仕事です。
コミュニティデザインという言葉自体は、色んな意味で使われていたようです。
一番使われていたのは、何か公共の建物を建てる時に、地域の人たちの意見を
聞きながらデザインしていく、これが昔言われていたコミュニティデザイン
なんですが、日本はこれから人口が減っていきますので、どんどん建物が建つ
時代じゃなくなってくる。そういう時は、建物を建てるためだけに住民の意見を
聞くんじゃなくて、この街をどう作っていくかという、地域の人たちの意見を
作っていった方が良いのでは…そういう意味のコミュニティデザインは行われて
いなかったので、我々の活動が徐々にそう言われるようになってきました。




地域における課題は“高齢化”と“人口減少”です。人口減少に関係しているのが、
少子化。「少子高齢化」とひとくくりにして言われるが、2つの問題は、
若干違う特徴を持っている。少子化は、地域にとって最も元気がなくなる話題で、
子供たちが少ないと日常的に明るい話題がきこえない、小学校が維持できなくなる
…そうなると、家族連れが地域から出て行ってしまう。車で移動する人達が
減ったり、ガソリンスタンド成り立たなくなる、郵便局ここに必要?等、
寂しくなるだけじゃなくて、学校や家族が移動していってしまう。高齢化は、
一人で生活していけない人たちが増えていくという問題。農地で生活したい!
という高齢者もいるが、じゃあ山の中にポツンとひとりで暮していて大丈夫なのか
という問題にもなるし、サポート面で大変。サポートする側の若い世代は
地域におらず、高齢者が増えていく…この2点が問題です。




「元気な高齢者たちはどうして元気なのか」を、高齢者予備軍の人たちと
探ってみるのも、一つの手。例えば、秋田市でお手伝いしていたプロジェクトで、
30~50代の人たちと一緒に、“なぜ、80代の人達が元気なのか”調査するグループ
を作った。若い人たちは忙しく、中々しっかり取り組めない人もいた。そこで、
調査した内容をかっこよく1冊の本にして、図録と展覧会を、オシャレな建築物の、
秋田県立美術館でやろうと決めた。オシャレに作りましょうと問いかけると、
そんなこと今までやったことない、という方々が増えて、50人くらいになった。
2人づつでチームを作り、高齢者のお家へ行ってヒアリングに行く。
「冷蔵庫の中身を教えて下さい」「月々、どれくらいのお金で生活しているか」等、
聞けるところは聞くスタイルで、展覧会をやる。若い人たちの観点で展覧会をやる。
そうすると、高齢者の方々もかなり観に来てくれるし、若い世代も、今後何を気を
付けていけばいいか、考えるようになる。これをきっかけに、高齢者と若い世代が
チームを作って、元気になるような日々の取り組みを作っていきましょうという事を、
丁度今、進めている。コミュニティの方々と何かをデザインすることになりますが、
「お洒落」「カッコいい」「美しい」…とった“感性”が動くような物じゃないとだめ。
これを意識して進めていることが多いです。

…と、お話してくださいました!