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2017年3月 3日 (金)

YES! For You 今回のテーマ「ポートランド」

環境分野のエキスパートが登場。
毎週ラジオセミナーを開講する「YES! For You」!! 
今日は、先週に引き続き
ポートランド在住の建築家 柳澤恭行さんが登場!!

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今、アメリカでもっとも住みたい街ともいわれるポートランド、
環境面ではどんな取り組みがあるのでしょうか?


リサイクルといった面ではいかがですか?
リサイクルは最初よく分からなかったんですけども、色んな人から聞いて
すごく簡単だったんですね。実は缶、ビン、段ボールほとんどの物を一つの
容器に入れられるんですね。ですから分別するっていうのがないので容易に
リサイクルできる。それプラスで家庭菜園のくずとかそういうものは別で
回収してたい肥にするということで、最後の方に残ったものだけが
埋め立て用のゴミになるということで、何となくなんですけども埋め立てする
ゴミを減らすっていうことをしつけられた感じがします。
やはり、そういったお話ですと市民の皆さんの協力が欠かせない訳ですよね。
そうですね。ポートランドが成長限界線を制定された時に州の知事が言った
言葉があるんですけども「人の話を聞きなさい」と皆が合意したものでなければ
それは意味がないということがあって今回のリサイクルに関してもどんどん
回収機関を減らしますよとか回収量を減らしますよというのも皆さんの合意の元、
色んな検討を重ねていって市民が納得している数字で目標を立ててそれに向かって
進んでいくっていうことがあるので、ある程度指標が難しくても皆がOK出した
ものに対してはやっぱり、皆さん頑張りますよね。



元々、皆さんは環境意識が他の都市と比べて際立って高かった
ということではないんですよね。

これは面白いんですけども70年代に環境政策を立ち上げた時他の街は
全然気にしなかったんですね。その時にですねいわゆるヒッピーと言われる
人達が若くて知識に溢れてでも仕事がないという人達があそこに行ったら僕は
世界を変えることが出来るかもしれないという使命に駆られて仕事もなく
色んな所からポートランドに集まってきたんです。そういう人達がこういう政策を
後押しする、もしくは市民の側に立って専門知識を教えていくという形で
色んな風に実現に向けた色んな動きがヒッピーの人達が入ってきたことによって
実現したと思います。
一時的にその街が栄えるとか都市が栄えるっていうことがあったとしても
衰退していったりとか若い方達が大都市に流れていってしまってとか
そういったこともあると思うんですがポートランドのすごい所は
70年代からずっと支持され続ける都市ってことですよね。
そうですね。実際に政策の方にありますコンプリヘンシブ・プランという
日本で言うと総合計画みたいなものがあるんですが、それは5年で改訂しなければ
いけない。その改訂する時に市民の声を聴いて現状どうだった?将来どうするの?
という形で人の意見を聞いて政策の変更をしていくんですね。そういう意味で
継続的に話を聞いていくそして内容を変えていくそういうものが制定時から
ずっとあるということで人の話も聞いてくれるんだったらじゃあ私も参加するわ
と方が継続的にポートランドを支持していくんだと思います。



今現在は、柳澤さんもポートランド市民ですけれども、
住んでいていいなと思うのはどんな所ですか?
仕事がですね5時には終わって5時半には自宅に着いて子供たちとご飯が
食べられるという、僕たちにとっては普通なのかも知れませんけど
日本にいる時はそれが出来なかったので、そういう家族優先の時間が取れる
っていうのは嬉しいなと思います。
それはポートランドでは普通のことなのですか?
普通ですね。あまり酷な所だと人が離れていってしまいますので。
やっぱりそうやって家族と一緒に過ごす時間がある、話を皆でする時間がある
という所で街全体が
皆で一緒になって、もっと良い所にしていこう
という思いに繋がるのでしょうか?
実際そうだと思います。学校に行ってもですねお父さん、お母さんの
ボランティアがいないと成り立たないことっていっぱいあったりするんですね。
ですから時間を作ってボランティアに行ってあげる、もしくは寄付金集めに
走ってあげるということで本当に手作り感がすごく色んな所で見えます。



…と、お話してくださいました!



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