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2017年3月31日 (金)

「エアロ スタビライジング フィン」

「86」や「プリウス」などをはじめ、最近のトヨタのクルマで、

ボディーやサイドミラーの付け根、ブレーキランプの横などに、

小さな突起があることにお気づきの方はいらっしゃいますでしょうか?

飾りにしては控えめ過ぎるし、いったい何のための突起なのか、

疑問に思ったので調べてみました。

この突起の名前は「エアロ スタビライジング フィン」と言うそうです。

なんだか、新しいエクササイズの名前のようにも思えますが、

クルマの空気抵抗を制御する役目があるということです。

 

ちょっとだけ難しい話しになりますが、

クルマは走っている時、空気の抵抗を受けています。

その抵抗を上手く利用することで、速く走れたり、安定感を得られるようになります。

そのために、スポーツカーやレーシングマシンには、

大きな羽根のようなパーツが取り付けられています。

しかし、あの大きな羽根だと、速く走ることはできても、

その分、燃費は悪くなってしまいますので、一般的なクルマには向いていません。

そこでトヨタは、燃費に影響を与えずに、

操縦安定性を高めることが可能な空力アイテムを模索し、開発しました。

それが、エアロ スタビライジング フィン」です。

手のひらに乗るほどの、ルアーのようなフィンなのですが、

このフィンをボディーに取り付けることで、安定性が増すとのことです。

 

そのメカニズムを、簡単にご説明しますと、

先ほども言ったように、クルマが走ると空気の抵抗を受けています。

そして、ボディの形状により、空気の流れは乱れます。

この空気の乱れをフィンが整えることにより、

空気がボディをスムーズに流れるようになります。

すると空気がクルマを包み込み、空気が側面から支えるような働きが生まれます。

そして、安定性が増すということです。

見た目は小さなパーツながら、その効果は大きく、

高速で走っているときはもちろんのこと、

時速50~60km程度でのコーナリングでも、その変化が体感できるとのことです。

 

また風切り音の低減にも繋がるそうなのですが、

こうした技術は生物のヒントを得た、

「バイオミメティクス(生物模倣技術)」により開発されたとのことです。

 

では、ここでクイズです。

この「エアロ スタビライジング フィン」は、

ある魚の形をヒントに作られています。

その魚とは次のうちどれでしょうか?

①カジキ
②カツオ
③トビウオ

正解は…

①   カジキ(リバーブ)

 

様々な魚の形を研究した結果、「カジキ」に行き着いたということです。

「カジキ」は、“水中最速”の魚ということで、ギネスブックにも登録され、

そのスピードは、100キロを超えるとのことです。

25mのプールであれば、1秒程で泳いでしまうんだとか。

そんな「カジキ」の胴体のプロポーションをもとに、

「エアロ スタビライジング フィン」が作られたということです。

 

純正で最初からフィンが備わっているクルマもありますが、

そうでないクルマは、アフターパーツなどでも取り付けることができるそうです。

取り付け位置で効果も変わるそうなので、

販売店やカーショップなどで取り付けてもらうと良いかと思います。

ということで今日は、トヨタのクルマにある小さな突起、

「エアロ スタビライジング フィン」をご紹介しました。

 

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