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写真集 Feed

2016年11月11日 (金)

世界のおばあちゃん料理

表紙 購入
ガブリエーレ・ガリンベルティ 著
小梨直 訳
河出書房新社
1,600円(税別)
ISBN978-4-309-28607-5

トスカーナ出身の写真家が世界50か国を回って出会った、40代から80代のおばあちゃんたちの自慢料理。サメやバイソンなど独特の食材を使ったものもあれば、日本人にも馴染みのある料理も。ガブリエーレさんの楽し気で優しい紹介文も魅力的です。彼女たちの人生の一部とも言えるキッチン、そしてテーブルに並べられた材料や調味料の「並べ方」にも注目してください。

2014年10月27日 (月)

似ていることば

表紙 購入
おかべたかし 文
やまでたかし 写真
東京書籍
1,300円(税別)
ISBN978-4-487-80894-6

特長・特徴/絞る・搾る/現す・表す/制作・製作…などの使い分けを説明している本はたくさんありますが、これは写真でもその違いを表現しているユニークな1冊。動物や植物、抽象的なものも含め38組の「似ている」ペアがピックアップされています。口が可愛いか恐いかで区別できる「カレイ」と「ヒラメ」のように写真ひとつで違いが分かるペアもあれば、言葉と写真がコラボしているからこそ分かりやすい「陰」と「影」のようなペアもあります。

2014年6月30日 (月)

キルギスの誘拐結婚

表紙 購入
林典子 写真・文
日経ナショナルジオグラフィック社
2,600円(税別)
ISBN978-4-86313-281-8

中央アジアのキルギスに伝統として存在する誘拐結婚。車に押し込まれ抵抗している、表情のない顔で座っている、男の親族に説得されて結婚を受け入れ「夫」と並んで写っている女性たちの「伝統」によって変えられてしまった人生。自分は記録する者なのか、問題提起する者なのかと懊悩したことを明かしたあとがきも含め、林さんの誠実で勇敢なまなざしが全編に感じられるフォトドキュメンタリー。工芸品の絨毯や壁にかけられた絵などが発する鮮やかさも印象に残ります。

2013年8月29日 (木)

セレンゲティ大接近

表紙 購入
アヌップ・シャー 著
尾澤和幸 訳
日経ナショナルジオグラフィック社
2,520円(税込み)
ISBN978-4-86313-177-4

カメに似せた箱に入れた小さなカメラを草や泥に隠して設置し、タンザニアのセレンゲティ国立公園とケニアのマサイマラ国立保護区の野生動物を接写した大迫力の写真集。ゾウは足音も砂ぼこりも立てないで歩くこと、チーターは一気に15キロもの肉をたいらげたりもすることなど短い解説も興味深く、ハイエナに匂いを嗅がれる、ヒョウに威嚇される、頭の上をシマウマが駆ける感覚をページ毎に疑似体験できる1冊です。

2013年5月24日 (金)

デザインあ 解散!

表紙 購入
解散者 岡崎智弘
小学館
1,365円(税込み)
ISBN978-4-09-726500-9

身の回りにあるあらゆる製品はすべて誰かによってデザインされている。だからその色、かたち、素材。でも、デザインってなんだろう?…第一線で活躍するデザイナーたちが、言葉をほとんど使わず映像だけでその疑問にこたえるNHK Eテレの番組「デザインあ」の中の人気コーナー「解散!」。野菜や果物、マンガや電卓や将棋が、みずから楽しげにばらばらになってゆく様子にワクワクせずにはいられない写真集です。

2010年11月26日 (金)

世界あちこち ゆかいな家めぐり

表紙 購入
小松義夫 文・写真 西山晶 絵
福音館書店
1,365円(税込み)
ISBN4-8340-2073-8

人の家はちいさな世界。煙突で呼吸するスペインの「岩の中の家」、モグラの住処のようなチュニジアの「土を掘った家」、持ち運びできるモンゴルの「フェルトの家」、300人が暮らす中国・福建省の「輪っかの家」など、世界10カ国の個性的な家を見開き写真と詳細なイラストで紹介。住んでいる人の家族構成や食べているもの、習慣なども絵の中に書き込まれています。見知らぬ国の人々の生活の匂いを感じることのできる1冊です。

2010年4月16日 (金)

ぶた にく

表紙 購入
大西暢夫 写真・文
幻冬舎エデュケーション
1,680円(税込み)
ISBN978-4-344-97720-4

ぶたにく、ではなく「ぶた にく」。このふたつの言葉の間にあるものを提示している写真ドキュメンタリーです。生まれてから1年も経たずに出荷される黒豚。可愛い動物としての姿と、肉になった姿の両方を対比させつつ、この本で前面に打ち出されているのは残酷さではありません。人間は、生き物を食べることで彼らの体温を受け継いでいるのではないか。そんな風に思わせてくれる1冊です。

2009年9月30日 (水)

おやじファイト ルーザー 勝っても負けても明日からまた仕事。

表紙 購入
写真 熊谷美由希
有峰書店新社
980円(税込み)
ISBN978-4-87045-230-5

タクシードライバーに公務員、内装業者やホテルマン。30代から50代の普通の“おやじ”さんたちの仕事場での顔とアマチュアボクサーとしての顔を、若手女性フォトグラファーが誠実に撮った写真集です。一瞬の視線、筋肉の動き。人は真剣になっているとき、格好良くなれるのだなぁということが分かります。年齢と職業以外、被写体についてのプロフィールが一切書かれていない潔さもこの本の特徴です。

2009年4月29日 (水)

浅田家

表紙 購入
浅田政志 著
赤々舎(あかあかしゃ)
2,730円(税込み)
ISBN978-4-903545-26-4

ロックバンド、極道一家、忍者、選挙カーのスタッフ、消防団などに扮した、三重県在住のごく普通の4人(両親と兄弟の)家族、浅田家の写真集。若手写真家の弟の政志さんが、自分も含めた家族(のコスプレ)をセルフタイマーで撮ったものですが、えーなにこれーと笑いながらめくっていくうちに、あぁなんていい家族なんだろうと呟かずにはいられなくなります。温かさ、和やかさ、おかしさ、三重県らしさ、無邪気さが詰まった、今話題の1冊。

2008年7月25日 (金)

さよなら エルマおばあさん

表紙 購入
写真・文 大塚敦子
小学館
1,365円(税込み)
ISBN4-09-727249-7

わたしの命はあと1年くらいだろうから、そろそろ準備をはじめないとね──ガンの告知を受けた84歳のエルマおばあさんの死に支度を愛猫スターキティの視線で写真とともに綴った、静かだけれど衝撃的な1冊。自宅で穏やかに死を迎えたいと願うおばあさんの逝き方、周囲の人々の見送り方に、死に対する成熟した態度というものを感じます。易しい文章で書かれているので小学校低学年から読めそうです。