fyb_switch_to_sp_js

« プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年 | メイン | がっかり行進曲 »

2017年3月 3日 (金)

ゼロ・アワー

表紙 購入
中山可穂 著
朝日新聞出版
1,800円(税別)
ISBN978-4-02-251454-7

凄腕の殺し屋ハムレットは2つの失敗を犯す。ある家族を皆殺しにするというミッションを完遂できなかったこと。その家の飼い猫を連れ帰ってきてしまったこと。ひとり生き残った少女・広海は、ブエノスアイレスに住む祖父に引き取られ、祖父とともに復讐を誓う。タンゴとシェイクスピアが全編にあふれる、バイオレンスたっぷりの残酷で艶やかなノワール(暗黒小説)。凄まじい孤独と虚無を抱える男女の運命の終着点をぜひ見届けてください。

コメント

いつもながら、魅惑的なご紹介ありがとうございます
続きが気になって仕方ありません
困ってしまいます
加えて、BGMがまた……(^_^;)
本を凌駕する勢いで気になります
ピアソラのCD欲しくなってしまった……
タンゴって哀愁ありますね! それと色気と!
(私には決定的に欠けている 泣)

ふみさん、ほんとピアソラって胸をざわつかせますよねえ。わたしはフィギュアスケートが好きなのですが、ピアソラってよく使われるので(今シーズンも宇野昌磨選手が使っていますが)曲が流れてくると「おー、いいねいいね」みたいな気持ちになります。

だいぶ昔ですがこのコーナーで、藤沢周さんの『ブエノスアイレス午前零時』という作品をご紹介しました。まんまピアソラ。これもすっばらしいです。併せてぜひ!

殺し屋たちが主役なので残酷な場面もありハラハラしましたが、続きが気になり夢中になって読みました。
登場人物の誰に感情移入するかで、読後感が変わってくるなぁと思いました。特に結末に対して抱く感情が…。
(ちなみにわたしは気づいたらハムレット寄りでした)

暗黒小説というジャンル、中山可穂さんという作家さん、北村さんのおかげで初めて知ることができました。
サスペンス今まであまり読んだことがなかったのですが、
サスペンスならではの魅力を味わいたいのでもっと読んでみようと思います。
中山可穂さんは「男役」「娘役」を早速読んだのですがとても面白かったです!
登場人物たちが魅力的で感情描写が秀逸で、続きが気になって仕方なくなる、素晴らしい作家さんですね。

ひとみさん、中山さんのほかの作品も読まれたのですね! 続けて読んでいただけるとほんとうにうれしいです。以前『ケッヘル』をご紹介したことがあるのですが、これももう、読んでいる自分の現実を忘れさせてくれるような熱い小説でした。初期の『白い薔薇の淵まで』も大好きです。
ぜひ、中山さんの作品で激情の渦の中に飛び込んでくださいね!

コメントを投稿