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2006年8月24日 (木)

バスク、真夏の死

表紙 購入
トレヴェニアン 著/町田康子 訳
角川文庫
609円(税込み)
ISBN4-04-245001-6

スペインとフランスにまたがる温泉町バスクに住む見習い医師のジャン・マルクは、第一次大戦前の最後の夏、パリから来たカーチャという女性に惹かれる。美しく聡明なカーチャは、瓜二つの双子の弟ポール、そして老いた父と暮していた。カーチャと出会った翌日、ジャン・マルクはポールから妙な忠告を受ける。「あなたが姉に好意を持っていることを、どうか父に悟られないようにしてください」…アメリカ国籍の異色作家が描いた、サイコ的テイストもある恋物語。ここまで悲しい結末が待っているとは思いもしませんでした。

コメント

バスクへのピクニックとその夜のお祭りが強く印象に残っています。物悲しさが漂う時間のなかで、一閃光が射したような美しい描写でした。トレヴェニアンの作品もいまや手に入れづらくなりました。残念です。

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