アリガトウノカタチ
18日の放送では、"番組"として
リスナーのみなさんへアリガトウの気持ちを伝えさせていただきました。
今日は、いち制作者として、
みなさんにアリガトウの気持ちを伝えさせてください。
アリガトウノカタチプロジェクト
開局25周年記念日の12月20日までの約束…。
早いもので、この日を迎えまして、
もうこの日も過ぎ去ろうとしています。早いですね〜。
…日々、番組を制作していますと、
リスナーのみなさんからの投稿メッセージを読むのが
僕ら制作者の日課になります。
笑えること。怒ったこと。涙したこと。なんでもないこと。苦情。
1通の重みを感じながら、いろいろなエピソードをたくさん目にしては
元気をもらったり、関心させられたり、励まされたり、
こちらの制作意図が伝わっていなかったことに反省したり…。
みなさんと直接会話することができないけれども、
番組という場所で、共通の話題で共感してつながっていられる感覚が
とても好きで、私はこれまでラジオを作ってきました。
今から4年前、まだまだ若輩者だった私は、
Fヨコさんではないとある放送局で、
1日数時間で何千通という投稿が押し寄せる人気番組を担当したことがありました。
その膨大な数のメールに、それまで当たり前にしていた投稿メッセージを読むという行為が、
できなくなってしまい、文字が目に入ってもメッセージが心に入ってこない感覚を覚えました。
この感覚、制作者としてマズイなと感じながら、その番組を退いた時、
1通のメールだけで1つの番組ができないかな?とずっと考えていました。
その気持ちは、年月が経過するごとに大きくなっていたのですが、不況のせいもありまして、
自分の思いが100%実現する場所に、めぐりあえないままにいました。
で、この番組の企画書を書いたのは今年の2月のことでした。
〜1通のメッセージの中にあるストーリーを描く番組。
〜テーマはたまたまFヨコ25周年記念のキーワードが「感謝」だったので、
直球で「ありがとう。」
〜みなさんが書いたメッセージに込めたありがとうの気持ち、
思いをそのままカタチにしよう!
こうして産まれたのが「アリガトウノカタチ」でした。
この企画をFヨコさんに受け入れていただいた時
正直、嬉しい以上に不安な気持ちでいっぱいでした。
放送期間とその期限も決まっている。募集を呼びかけているのに、
聞いたこともないまだスタートすらしてない番組に、
投稿なんてあるんだろうか?と
そして、今年の夏。
私の不安は余計であったなと…
たくさんのFヨコリスナーさんから次々と投稿をいただきまして…
……。
…そこからは、番組をお聞きいただいた通り。
あっという間の日々でした。
みなさんからの投稿で気持ちを動かされ、
何度も涙した、そんな日々でした。
前述でもありましたが、"1通のメールで1つの番組を作りたい”という気持ちが先にあって、
「ありがとう」は後から付けたものなので、実は私は「ありがとう」のプロでもなんでもない人間です。
みなさんの「ありがとうの気持ち」のメッセージの全てを目にし、心で受け止めて、
本当にいろんな人の、いろんなシーンに、いろんなありがとうがあって、
どの「ありがとう」も素敵だし、人の気持ちを動かすパワーがある言葉なんだと
実感させていただき、感慨にふける日々でもありました。
この番組の主人公はFヨコDJではなく
アリガトウの気持ちを伝えた・伝えられたみなさんです。
もともとはFヨコのリスナーさんですが、
直接お会いしてアリガトウの気持ちを伝える、お手伝いをする中で、
いつしか仲間のように、はたまた家族のように、一緒に番組を作っていきました。
こんな経験、日々の番組制作の中ではなかなかさせていただけないことです。
また出会った全てのみなさんが
素敵な方ばかりで、
楽しくて笑顔が絶えない日々でした。
自分の夢や希望があってもなかなか実現しないのが世の中です。
そんな中、僕はラジオディレクターとして、
ぜったいやりたい!伝えたいんだ!という番組を
カタチにすることを
みなさんに叶えていただいて、そして支えていただきました。
僕はラジオディレクターとして幸せものです。
アリガトウ。
本当にありがとうございました。
最後に、
僕には今、やりたいことがあります。
まずは、作り上げた全ての放送を全部、いちリスナーとして最初から聞き直すことです。
そこから感じた事を、受け取ったことを
また新たなカタチにして、
次にみなさんと共有する新しい番組を作りあげることです。
いつになるかはわかりませんが、また必ずどこかでお会いすることを約束して!
アリガトウノカタチ
高木春生


















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